世界は今

ブラジル長崎県人会創立55周年記念式典

29Mar 2018 堤セリナ 広子

堤セリナ広子(Hiroko Celina Tsutsumi)

ブラジル サンパウロ州 カッポン・ボニート市

平成28年度長崎県海外技術研修員

 

 

皆様、こんにちは!お久しぶりです。

平成28年度長崎県海外技術研修員の堤セリナ広子です!

 

 

2018年に入ったかと思ったら、もう3か月が経ちました。本当に早いですね!

日本の反対側のブラジルは夏で、すごく暑い日が続いています。日本と違って12月から1月いっぱいは学校の夏休みなので、よく家族皆で海に遊びに行ったりします。

 

 

私もこの間、海に遊びに行きました!マラゴジ(Maragogi)というリゾート地なのですが、この海と空の色を見てください~!とっても綺麗でしょう?^^

 

 

 

 

さて、遅くなりましたが、今回はブラジル長崎県人会創立55周年記念式典について話したいと思います。

去年の11月12日、サンパウロ市で記念式典、並びに平和盆踊り・祝賀アトラクションが行われ、私も参加しました。

 

 

 

 

 

式典はブラジル長崎県人会 川添博会長の挨拶で始まり、長崎県 中村法道知事のビデオメッセージ、長崎市 田上富久市長の平和宣言ビデオが流れました。

式典にはサンパウロ市とサンパウロ州の政治家や関係者が招待され、在サンパウロ日本国総領事館の野口 泰総領事もお見えになりました。

 

 

 

式典は午前中に開催され、お昼の時間になると皆一緒に美味しいお弁当をいただきました。

午後からは平和盆踊り、そしていろんな祝賀アトラクションが行われ盛り上がりました。

会場には盆踊りのヤグラが用意されていて、長崎くんちでもファンが多い演目の一つ「龍踊り」の龍も飾られていました。

 

 

祝賀アトラクションは紙芝居、体操、ゲームや皿踊り、よさこいなど長崎でおなじみの舞踊のプログラムがありましたが、その中で間違いなく一番人気だったのが龍踊りです!会場が一気に盛り上がりました。皆この日のために一生懸命練習をして、力強い演技に感動の拍手がいつまでも鳴り止みませんでした^^

 

 

ブラジルでは盆踊りは日系人に限らず誰にでもすごく人気があります。私も今回浴衣を着て踊りました^^

盆踊りを体験するのが初めての人も大勢参加していましたが、そこは踊り好きで陽気なブラジルの人達、すぐに慣れてすごく盛り上がって楽しかったです。おじいさん、おばあさん、子供などなど、老若男女皆一緒に踊ってとても良い雰囲気でした^^

 

 

 

 

 

式典のテーマが「平和」だったので、会場には原爆や長崎の歴史に関するポスター、戦争の悲惨さを訴えたDVD、紙芝居、本や雑誌などが展示されました。被爆県の県人会として私たちの願いは一人でも多くの方の記憶に長崎の歴史を残して、世界中の人達が平和に生きることです。

 

 

県人会会員の皆さんと、婦人部、青年部の皆さんのご協力のお陰で思い出に残る式典になりました。

これからも長崎とブラジル長崎県人会の為に頑張って活動したいと思います!

 

 

そして、今年はブラジル日本移民110周年記念祭典が行われます。この様子もまたレポート書きますので、楽しみにして下さいね!

オブリガーダ (Obrigada)!^^(ありがとうございます!)

 

 

 

7年ぶりの韓国

05Mar 2018 韓進

韓 進(Han Jin)

韓国・ソウル市

長崎滞在期間 2011.9~2017.4

 

 

 

こんにちは。長崎県で約7年間住んでいた韓進(ハンジン)と申します。

 

 

長崎県諫早市の長崎ウエスレヤン大学を卒業し、雲仙市のとある旅館と島原半島観光連盟で働きました。学生時代から出島ネットワークとご縁があったので特派員として日本語や韓国語で県内観光地の紹介や地域の知らせを発信してきました。

 

 

今も多くの知らせを掲載したいですが、韓国に戻ってからは長崎県の旬の情報が手に入りにくいこともあり難しいです。

その代わり観光業に携わった者として今回は母国韓国のオススメ観光地や食べ物事情を紹介しようと思います。あくまでも私の主観が入っている紹介なので長崎の韓国通の方々には及ばないかも知れませんね。笑

 

 

 

まず、現在ソウルに住んでいるので、ソウルの最近のオススメ観光地について紹介します。

個人的にも好きですが、最近韓国ではトレッキングが非常にはやっています。そして観光資源としても新たにトレッキングコースがたくさん出来ました。ソウルでは大きく二つのトレッキングコースが有名です。一つは漢陽都城巡城道、そしてもう一つはソウルドゥルレギルです。

 

 

 

 

漢陽都城巡城道

漢陽都城巡城道は、朝鮮時代の首都であった漢陽(現在のソウル)の城郭を回る道で、ソウルの4つの大門(東大門、西大門、南大門、北大門)と4つの小門などの観光名所や都市の中心部と山を結んだコースを歩くトレッキングコースです。

 

ソウルに住んでいながら今まであまり興味がなかった城門の意味や通る地域の歴史なども知ることが出来るよいコースで、歩きやすいし標識や地図もあるので初心者でも無難に歩けます。コース全体の長さは20キロですが6コースに分かれているので自分の体力に合わせて歩くこともできます。

 

(参考)ホームページ

http://seoulcitywall.seoul.go.kr/front/jp/index.do

 

 個人的には登山のような気分も味わいながら、少し昔のソウルの街並みと現在の賑やかさを一緒に見られる駱山コースがお勧めです!コースも短いので女性の方にもぴったりだと思います。

 

 そしてソウルドゥルレギルは済州島のオルレが有名になった後、ソウルで作ったトレッキングコースです。山登りよりは楽ですが、コース全体の長さは157キロ、8コースで構成されています。一つのコースの距離が長いので1回に全部歩くよりは2回か3回かに分けて歩くことをお勧めします。城郭を巡る都城道とは違い、ソウル市を大きく一周するドゥルレギルはソウルの美しい景観、四季の美しさを感じさせる自然豊かなコースです。個人的なお勧めは韓国の墓地(土葬)の間を歩いて高句麗の城郭跡やソウル東部を一望できるコースの2コース(龍馬山・峨嵯山コース)がお勧めです。

 

 

 

 

ソウルドゥルレギル

(参考)ソウルドゥルレギルのホームページ

http://japanese.seoul.go.kr/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E6%83%85%E5%A0%B1/%E8%87%AA%E7%84%B6%E5%90%8D%E6%89%80%E5%85%AC%E5%9C%92/%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%AC%E3%82%AE%E3%83%AB/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%AC%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F/

 

 

 

それではオススメ観光地に関する紹介はこれぐらいにして、次は“食”について紹介します。

 

まず、はじめはお酒事情から。

 

 

韓国も日本と同じようにお酒を楽しむ文化です。

日本と同じくスーパーやコンビニなどで購入でき、19歳から飲酒が可能です。

そしてビール、焼酎、マッコリなど大衆的な酒は安いのがその特徴です。

 

 

酒の種類は日本とほぼ同じですが、一般的に日本はビールや日本酒などが全国的に人気ですが、韓国は焼酎、ビール、マッコリが全国的に人気です。勿論、長崎をはじめ九州では焼酎の人気があります。韓国の焼酎は日本の焼酎とは違い、水に薄めて度数を18度程度に下げた上、甘味料が入っているのでかなり飲みやすいです。(この飲みやすいというのは短所で、過飲と甘味料の影響で二日酔いが結構あります。)日本のような製法で作る伝統焼酎もありますが、値段が高いのでよく飲まれるというほどではないです。

 

 

 

韓国のビールは日本のビールと比べれば水で割ったような軽さが特徴で、深い味はありませんが韓国特有の辛い食べ物にはぴったりの酒です。

それで韓国では焼酎とビールをちゃんぽんして飲む爆弾酒をけっこう作って飲みます。日本の高い酒では混ぜて飲むのは想像もできませんが値段が安い韓国ならではの酒文化です。私も爆弾酒を飲んで何度も記憶を無くしました(苦笑)。

 

一方、最近海外ビールのブームが起きていて、結構安い値段で海外ビールを楽しむ事が出来ます。缶ビール500ml 4個を選んで千円程度で買う事が出来ます。日本のアサヒ、キリン、サントリーやエビスまで韓国で飲むことが出来ます。日本のビールはこくがあり、キャンペーンの時には日本より安く買えることもあるので韓国では人気が高いです。

それでも居酒屋では海外ビールは高いので、まだみんなが飲むほどではないです。

 

 

スーパーにはたくさんの海外ビールが並んでいます!

最後に韓国特有のお酒、マッコリについてご紹介します。

私はマッコリが好きなので、ここでは数種飲み比べした感想をリポートします!^^

 

 

マッコリは日本酒と製造工程が似ている酒で、日本のどぶろくのような白く濁ったお酒です。

今から700~1000年前の高麗時代から飲まれていたといわれていますが、マッコリの言葉の由来は、「適当」を意味する“マク”と、「ろ過する、漉す」を意味する“コリ”をつなげてマッコリ(適当にろ過されたお酒)になったと言われています。日本と比べると酒蔵の数が少ない韓国ですが、最近マッコリはその蔵の数も種類も増えています。そして地域ごとに多様な酒蔵があります。

 

 

日本では韓国の抱川(ポチョン)の二東(イドン)マッコリが有名ですが、今回はソウルでけっこう見られるマッコリを4つ紹介します。

 

上の写真の左から順に、ソウル長寿マッコリ、京畿道楊平の砥平(ジピョン)マッコリ、同じ京畿道ポチョンのヌリンマウルマッコリ、そして下の写真が麴醇堂(グッスンダン)の古マッコリの4つです。(私の嗜好で選びました^^)

 

左から、ソウル長寿マッコリ、ジピョンマッコリ、ヌリンマウルマッコリ

 

古マッコリ

 

ソウル長寿マッコリは手頃な値段とソウルならどこでも買えるのが特徴で、比較的炭酸が強いマッコリです。

ホームページ

http://www.koreawine.co.kr/japanese/index.php

 

 

 普通マッコリは沈殿物ができるので飲む前に混ぜますが、ソウルマッコリの場合混ぜて飲まなくても結構あっさりした味がするので試してみてください。(ソウルマッコリみたいな炭酸が多いマッコリならの話なので、普通は混ぜて飲んでください 笑)。

 

 

ソウルマッコリはソウル市内の7つの蔵が連合したソウル濁酒製造協会の酒です。現在は工場化されたので味が一定ですが、もともと本社があった道峰(ドボン)で作ったのが美味しいという噂もあります。(ソウル北部の名山、北漢山と道峰山の麓の湧き水で作るので、水が良く美味しいとの噂です。)

 

 

ジピョンマッコリは京畿道 砥平にある小さなマッコリ蔵の砥平酒造で生産されたマッコリで、特有の清涼感が特徴です。(私の友だち曰く、ハッカの風味がするということです。)

ちなみに砥平酒造は1925年設立された会社で、蔵の建物が韓国近代文化遺産に指定されていることでも有名です。瓶のデザインにも文化財に指定された蔵が描かれています。種類は米マッコリと小麦粉マッコリ2種類あります。

小麦粉マッコリは市販でなかなか手に入らないですが重くて濃い味が特徴です。

 

 

ホームページ : http://www.jpjujo.com/(※韓国語)

 

そして値段は高いけど最近人気がある裵商冕酒家のヌリンマウル(“遅い村”という意味)マッコリです。韓国のお酒業界大手メーカー麴醇堂を創業した(故)裵商冕先生の次男の会社で製造されています。深い味とともにマッコリのパラダイムを変えたといわれ、ラベルもお洒落で若年層に人気があるマッコリです。甘味料を一切入れず作っているので賞味期限が短く値段も高いですが、この深い味は誰が飲んでも感銘します。この深さとフルーティーな味は、さすがヌリンマウルです。

 

 

最後のマッコリは麴醇堂(裵商冕先生の長男の会社)の古マッコリです。このマッコリもヌリンマウルと同じく甘味料は一切使わない伝統のマッコリです。昔ながらの方式で作るので小麦粉も入っているので深い味が出ます。マッコリは発酵食品なので、甘い味と酸味を同時に味わう事が出来ます。個人的には釜山の金井山城のマッコリが一番濃いと思っていましたが、このマッコリも結構濃いです。古マッコリはマッコリ通なら飲んでみる価値があると思います。

 

 

同じマッコリでもこれだけ違いがあるので、韓国にいらした際は、ぜひ自分好みのマッコリを探してみてください^^

 

 

二つ目は韓国の食べ物の中で長崎と同文化であるちゃんぽんについて紹介します。

「おいおい。韓国にもちゃんぽんがあると?」っと、びっくりする方がいるかもしれませんが、韓国でも長崎みたいにちゃんぽんはありふれて誰でも知っている庶民の食べ物です。韓国の何処のどんな中華料理屋に行ってもあるし、最近はちゃんぽんだけの専門店やインスタントラーメンの中にもちゃんぽんという名をつけて売っているものもあります。しかも私の故郷である仁川では長崎と同じく中華街が有名です。勿論、仁川でもちゃんぽんが有名です。

 

仁川の中華街

 

韓国のインスタントちゃんぽん

 

韓国の中華料理屋で食べることができる韓国ちゃんぽん

長崎ちゃんぽんとの大きな違いは、スープが赤く、とても辛いです。韓国では4-5年前に“長崎ちゃんぽん”という名の、白いスープの辛いインスタントちゃんぽんが人気がありました。韓国で“長崎ちゃんぽん”と名が付いていても、長崎にあるような真の長崎ちゃんぽんを売っている処はないです。それでもちゃんぽんという言葉や文化は、長崎を越えてこの韓国でも定着しています。

 

 

長崎県では元祖である長崎と、海産ベースの小浜や平戸ちゃんぽんが県内で人気がありますが、韓国の方々にもこんなに多様なちゃんぽんが長崎県にあることを知らせる機会があればよいと思っています。

噂では2018年の初めに小浜ちゃんぽんが韓国のとある店を借りてPRをするイベントがあると聞きました。いろんなイベントがきっかけになって韓国の方々が長崎へ訪れる事をいつも願っています。

(2018.2.26追記)イベントの様子を伝える記事です!

http://s.japanese.joins.com/article/965/238965.html

 

 

私の人生の約1/3を暮らしてきた長崎は、韓国に戻っても恋しくなります。

多くの長崎の方々も“近くて遠い国”と言われる韓国をもっと親しく思ってください。そしてたくさん遊びに来てください。お待ちしております。

魅力いっぱいダナン市へようこそ

12Dec 2017 Nguyen Thi Cam Nhung

グェン・ティ・カム・ニュン

ベトナム・ダナン市

平成28年度長崎県海外技術研修員

長崎滞在期間 2016.8~2017.3

 

 

 

皆さん、こんにちは~

私のことを覚えていますか?平成28年度長崎県海外技術研修員受入事業において長崎県国際交流協会で半年間研修を受けました、グェン・ティ・カム・ニュンです。

私はベトナムの南中部沿岸地方に位置するダナン市から参りました。現在、ダナン市はベトナムの中で最も人気を集めている観光都市として知られ、国内の観光客のみならず日本人をはじめ外国人観光客の心もすっかりひきつけています。雑誌、ウェブサイト、ニュースなどのマスコミ、または出島ネットワークに過去載せられた先輩方のダナンに関する記事を通じてダナン市がどんな所なのか簡単に把握できるかと思います。

 

 

ダナン市 (C)

 

 

なので、私からはより細かくダナン市の魅力を皆さんに紹介したいと思います。これからダナンの色んな特徴と魅力を挙げますが、長崎とダナンは意外と共通点が多いことに気付きますよ。

 

 

 

ダナン市の風景 (C)

 

 

「海の都市」

自然に恵まれるダナン市は「海の都市」として広く知られています。というのもダナンにある息を飲むほど美しいビーチはアメリカの有名な経済誌フォーブスで「世界で最も魅力的なビーチの一つ」に選ばれ一気に注目度が上がったからです。

長崎の五島の海もとても美しいですが、ダナンの海もとっても綺麗ですよ!

 

 

ダナン市のビーチ (C)

 

 

この特徴を活かして、日本をはじめ各国の投資家たちはダナン市政府と協力し、沿岸エリアに高級リゾート、ホテルなどの施設を次々と建設し進出しています。観光客はこれらの施設で絶景ビーチを眺めながらゆっくり過ごせます。

 

 

 

新鮮な海鮮の都市 (Photograph: winhuynh)

 

 

そして、ダナンには沿岸のエリアをはじめ、市内あちらこちらに新鮮な海鮮料理屋やレストランがびっくりするほど数多いです。多くの店では、店員さんまたは自分で生簀から獲った魚、エビ、貝などの海鮮をお好みの味付けで調理してもらえます。想像できないほどリーズナブルな価格で、新鮮で美味しい海の幸を堪能できます。そのため、「新鮮な海鮮の都市」という呼び名も良く使われます。長崎も安くて新鮮な魚介類で有名ですよね。

 

 

新鮮な魚介類 (C)

 

 

大人気の焼きエイ (Photograph: Nhungella)

 

 

 

玉ねぎと焼きガキ (Photograph: Nhungella)

 

 

続いて、最近名を馳せるのは、市内にあるハン川に架けられた「橋の都市」です。現在までハン川に架けられた6つの橋は、クアイ(Quay)橋(あるいはハン川(Song Han)橋)、トゥアンフォック(Thuan Phuoc)橋、グェン・ヴァン・チョイ(Nguyen Van Troi)橋、ドラゴン橋、チャンティリー(Tran Thi Ly)橋、ティエンソン(Tien Son)橋です。これらの橋は、市民の生活に利用されるだけでなく市の歴史を象徴するものであり、代表的な観光地でもあります。建築関係の賞も取ったことがあります。

たとえばクアイ橋はベトナムで唯一90度回る橋であり、ダナン市のシンボルとして市のロゴマークにもなっています。

 

 

 

 

クアイ橋 (C)

 

また、ドラゴンブリッジは世界で一番きれいで長い鉄橋だと言われています。特にこのドラゴンブリッジは週末になると火を噴いたり水も噴くことができ、こんなユニークな橋は世界中探してもなかなか見つからないのではないでしょうか。この橋は国際的な建築コンテストで様々な賞を受賞し、市観光の新たな代表だと言われます。

長崎港に架かる女神大橋も夜になるとライトアップがきれいですね~^^

 

 

ドラゴンブリッジが火を噴く!(Photograph: Nhungella)

 

ダナン市には他にもユニークな建築がたくさんあります。例えば中世フランスの町並みをイメージしたテーマパーク“バナヒルズ”、頭は龍、体は鯉の形をした“鯉の滝登り像”、カップルに人気の夜景スポット“愛の桟橋”、火と水を噴くドラゴンブリッジなど、ダナン市は「新たな建築の都市」だという呼び名も付けられました。

 

 

 

バナヒルズ (C)

 

建築プロジェクトの増加とともに、市政府は市民及び観光客に向けアミューズメントスペース、イベント、文化体験ツアー、船上夜景ツアー等の実施にも注力しています。その中に、毎年7月下旬に開催される「ダナン越日文化交流フェスティバル」があります。このイベントは、長崎県をはじめ日本の各地方自治体または日系企業からの協力のもと、越日友好関係を深めています。

 

 

第3回ダナン市越日文化交流フェスティバル2016 (C)

 

いままで述べてきたようなダナン市の経済や観光が発展している背景には、ダナン市が5つのNO(貧困世帯なし、小中学校において中退する生徒なし、物乞いなし、麻薬中毒者なし、物目当ての殺人なし)や、3つの持つべきもの(住居、仕事、文明化されたライフスタイル)、それに4つの安(社会の安全、運転の安全、食材衛生の安全、安寧な秩序)を目指し実践しています。なのでベトナムの中で最も住みたい都市と言われています。そのため、市民だけでなく外国人も、治安が良い都会の中で豊かな自然を楽しみながら、安くて美味しいグルメを堪能できる環境にあります。

 

 

ダナン市の夜景 (C)

 

また、ダナン市は観光都市だけではなく、国際交流事業にも力を入れている都市です。特に、神奈川県横浜市、川崎市、新潟県見附市、北海道釧路市、そして長崎県などの日本の地方自治体と友好・協力関係を積極的に築いています。

 

 

ダナン市人民委員長と長崎県訪問団との会談 (C)

 

 

以上、ダナンは五感で愉しみ、心洗われる旅にぴったりな場所だと思います。

皆さん是非ダナンへ足を運んでください!お待ちしております。

 

 

 

福州の名街 ― 『三坊七巷』

10Nov 2017 鄭航

鄭航(Zheng Hang)

中国・福建省福州市

2016年度長崎県海外技術研修員

長崎滞在期間:2016.8~2017.3

 

 

 

こんにちは。2016年度長崎県海外技術研修員の鄭航と申します。昨年の8月末から今年の3月までの約半年間長崎に滞在しました。福州に戻ってから、長崎での生活が本当に懐かしく、長崎の美しさ、静かさ、穏やかさ、そしてお世話になった皆さんの姿も時々頭に浮かべました。機会があればもう一度行きたいと思います。

 

 

 

私が今住んでいる福建省福州市は日本の沖縄と緯度がほぼ同じで、夏に入ると本当に暑いです。7月の初旬で、すでに気温が38度にもなりました。長崎と同じ、海沿いの町ですが、長崎より暑いです。

福建省と長崎県、そして福州市と長崎市は姉妹都市で、古くから友人関係にあります。昨年長崎で半年間暮らしましたが長崎にいる間、なんとなく親しい感じがしました。

例えば、長崎の中華街の辺りに、“福建通り”という道があります。そのほかに、長崎の名物のちゃんぽんと福州の海鮮麺の作り方も味も大体同じです。福州弁のある語彙の発音も日本語と似ています。だから、長崎の方々が福州に来ると、私が長崎で感じたような親しみを感じるだろうと思います。

 

福州の海鮮麺

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長崎ちゃんぽん

https://qcloud.dpfile.com/pc/jhLbemD1krNfIqvvmSfEmnYBzKAysHwC1TiEmE2c5JqcMigAUegRLPuVOFE1h-49TYGVDmosZWTLal1WbWRW3A.jpg

 

今回は皆さんに福州の代表的な観光名所をご紹介したいと思います。

福州と言えば、一番有名な観光地は『三坊七巷(Sanfang Qixiang)』という古い町です。『三坊七巷』は三つの“坊(通り)”と七つの“巷(路地)”で形成されています。今は三坊七巷のうち、一つの坊と二つの巷は大通りに改築されるため「二坊五巷」だけ残っています。唐、宋代からの坊巷(街路)が数多く残され、当時の町の様子をとどめています。200棟以上の古い建築物がある歴史地区です。これも歴史文化都市福州の重要な証の一つです。2006年から歴史文化地区としての保護修復プロジェクトが始まり、古い建物や道路の修復が行われました。

 

 

 

 

夜の『三坊七巷』

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夜景も美しいです。

 

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夕方の『三坊七巷』

この町の特徴として中国の歴史上の著名人の旧居や、清の時代の建築を含む数多くの文物古跡が今でも保存されています。その中で特に私が一番好きなのは『二梅書屋』です。

 

二梅書屋の名前の由来は、書斎の門外に梅の木が二本植えられていることから名づけられたそうです。梅は歳寒三友(さいかんのさんゆう)(中国の文人画で好まれる画題で具体的には松・竹・梅の三つ)の一つで寒さに強く、つつましく咲いて気品のある花です。梅は古くから、中国文人や芸術家達に好まれて、よく文章と絵画に用いられ、陶磁器の絵柄としても取り入れられてきました。いかなる困難も乗り越えられる人の譬えとしても梅は使われます。梅は日本でも古くから人気があるようですね。長崎県の波佐見焼にも梅の絵柄がみられます。また今年の2月に東京の湯島天満宮に行った時、第60回梅まつりが行われていてとても綺麗でした。

梅の模様が施された波佐見焼

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 この二梅書屋は600年前の明の時代に立てられ、500年前の清の時代に建て直されました。朝廷の文官であり、鳳池書院(福州四大私塾のひとつ、規模が最も大きく、人材育成に大いに寄与しました)の院長であった林星章の住まいでした。この周辺には明や清の時代の大きな邸宅がたくさんありますが、そのなかでもっとも保存状態が良いのはこの二梅書屋です。

 

http://s6.sinaimg.cn/middle/61eb2adfx9e055407a3e5&690

 

http://s11.sinaimg.cn/middle/5fccef7fx99a7f53e6cda&690

二梅書屋

この『三坊七巷』を散策すると、中国の明、清時代にタイムスリップした感覚になり、中国の歴史的知識をたくさん理解できます。みなさん、チャンスがあればぜひ福州市、そして『三坊七巷』にお越しください。私が案内しますよ!お待ちしています!

 

 

2017年上海・日本映画週間

31Aug 2017 周小慶

周小慶

中国 上海市

平成28年度長崎県国際交流員

長崎滞在期間 2016.4~2017.4

 

 

 

街路樹のプラタナスが新緑から深緑へと変わる間に、2017年下半期が始まりました。

4月に長崎から上海に戻ってから、3か月も経ちました。長崎での一年間の生活を振り返ってみると、まるで夢のようです。美しくて、短い夢でした。

 

 

さて、6月17日~26日、第20回上海国際映画祭(20th Shanghai International Film Festival)が開催されました。この映画祭は1993年に始まり、毎年6月に行われます。まだ歴史は浅いですが、アジアでは最大級の規模を誇ります。

 

 

それに合わせて開催された「上海・日本映画週間」(Japan Film Week in Shanghai)はたくさんの日本映画ファンの注目を集めました。最新の日本映画が楽しめるとあって、上海の人達はこの期間を毎年楽しみにしています。

「上海・日本映画週間」は上海国際映画祭センターの主催とNPO法人日中映画祭実行委員会の共催で実施され、今年で12年目を迎えました。日中間が政治的に厳しい時期もこの日本映画週間は途切れることなく続きました。文化交流の大切さを改めて感じます。

 

 

ちなみに、NPO法人日中映画祭実行委員会は2014年に長崎で「長崎・中国映画週間」を開催し、長崎の皆さんに中国映画を楽しんでもらう貴重な機会を作りました。長崎とも縁が深いんですよ^^

その時の記事はこちら

「2014長崎・中国映画週間 ニュース」

http://www.cjiff.net/2013_10/index_nagasaki.html

http://www.cjiff.net/2013_10/20140209nagasaki_newspaper.pdf

 

 

 

 

2017年上海・日本映画週間開幕式

http://www.sh.xinhuanet.com/2017-06/19/c_136375926.htm

 

 

今年の「上海・日本映画週間」では「幼な子われらに生まれ」「昼顔」「帝一の國」「湯を沸かすほどの熱い愛」「カノン」「ひるなかの流星」「デスノートLight up the NEW World」「真田十勇士」の8本の映画が上映されました。

 

 

そのなかでとくに知名度が高いのは、テレビドラマを映画化した「昼顔」です。ドラマは2014年に中国でも大ブームを巻き起こしました。テーマである不倫は先進国・途上国を問わず、世界共通の社会現象だからでしょう(笑)。

主演の斎藤工と上戸彩が日本映画週間の開幕式だけでなく、映画上映前の舞台挨拶にも臨み、ファンらと交流しました。私も映画を観に行こうと思いましたが、チケットの入手に失敗しました(泣)。舞台挨拶の回は劇場前に100m以上の行列ができ、もともと60元(約1,000円)のチケットが転売され、なんと2000元(約32,000円)で取引されたそうです。。。

 

 

ほかに、「昼顔」の監督 西谷弘、「幼な子われらに生まれ」の監督 三島有紀子、主演の田中麗奈、「カノン」の監督 雑賀俊朗もゲストとして今回の日本映画週間の開幕式に招かれました。とくに田中麗奈は挨拶だけでなく、質疑応答も中国語で対応して、会場から感嘆の声が上がりました。田中麗奈が中国語を喋れるとは、、、知りませんでした。彼女ほどの腕前でなくても、少しのフレーズでも良いからファンの母国語で話してくれたら、一気に親近感が湧きますね^^

 

 

 

 

ゲストとして開幕式に招かれた田中麗奈、斎藤工、上戸彩など

http://www.cqtimes.cn/newsdetail/index/id/2005532.html

 

 

先ほど挙げた8本の映画の他に、「続・深夜食堂」も今回の映画祭で上映されました。主演の小林薫なども上海に足を運び、ファンと交流しました。「昼顔」と同じく、「深夜食堂」シリーズは映画化される前にテレビドラマですでに中国で人気を集めていました。日本らしい下町の情緒を感じさせ、登場人物たちの心温まる交流を描いていて、私もファンの一人です。とくにオープニング曲「思ひで」が大好きです。

 

 

 

 

余談ですが、今年6月に中国と台湾の監督や俳優が共同で作った「深夜食堂」の中国版リメークドラマが、テレビやネットで放送が始まりました。しかし、放送がスタートするやいなや、ネットで「人物設定やセリフ、セットなどが日本版に似すぎている」、「中国的な要素がまったくない」、「プロダクトプレイスメントが多すぎる」など酷評されました。

 

私は第1話をすこし観てみましたが、日本の食堂風の舞台設定に、中国のCMで流れるカップヌードルが出されたシーンにものすごく違和感を覚えました。このような日本の人気ドラマのリメーク版を二度と作らないでほしいなぁと個人的に思います。。。

 

 

しかし多くの批判がある一方で、リメークドラマをきっかけに「深夜食堂」を全く知らなかった人達が日本のオリジナル版を動画配信サイト等で視聴するという現象も起こっているそうです。

これからも中国には日本映画やドラマが次々と入ってきて、第二の「深夜食堂」のような騒動が起こるかもしれません。ただ、映画やドラマなどを通して日本に行ったことのない中国の人々が、日本のごくありふれた日常の一コマや日本人の考え方に触れる機会がますます増えるのは良い事だと思います。

 

 

 

酷評された中国版の「深夜食堂」

http://www.9ku.com/yule/zt/208.htm

 

 

以上で私から「世界は今」中国編をご紹介しました。時間と機会があれば、また投稿して、中国のことをご紹介させていただきます。では、また。

 

 

 

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