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日本二十六聖人記念館

11Sep 2013 tomocchi
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長崎駅から徒歩5分
西坂の丘にある日本二十六聖人殉教地

 

 

豊臣秀吉による禁教令により、キリシタンが多く住む

長崎の西坂で26人処刑されました。

ここは日本で唯一の巡礼地として認定されています。

 

 

この記念碑の裏面は「長崎への道」と題して、
二十六聖人が歩いた京都から長崎への道のりを表したものです。

 

 

そして記念碑に隠れてしまっていますが、
裏手には「日本二十六聖人記念館」があります。

 

 

殺されるとわかっていながら信仰を守り続け、
1,000キロの道のりを約一ヶ月かけて裸足で歩き、
苦しい道のりの末にたどり着いた西坂の丘で十字架にはりつけられ、

両脇を槍でつかれ処刑された6人の宣教師と20人の信徒達。

 

 

「なぜ、そこまでして!」という感情が真っ先に出てきますが、

信仰を守るためならば死ぬことなどいとわなかった彼らの存在が
長崎のキリスト教の歴史の中で、とても重要なものとなっています。

 

 

2015年の世界遺産登録を目指している
“長崎の教会群とキリスト教関連遺産”ですが、
重要な存在である二十六聖人をはじめ、
貴重な資料が記念館には多く展示されています。

 

 

所蔵されている資料をいくつかご紹介しましょう。

 

 

まず、二十六聖人は私たちが思っている以上に、
重大な出来事として認識されていることが
世界中で残されている多くの資料からわかります。

 

 

こちらは17世紀にスペインで作られた二十六聖人の銅版画

二十六聖人の殉教は、全世界でとても大きな驚きとして伝えられました。

 

 

こちらはメキシコのクエルナヴァカ大聖堂に残る、
二十六聖人の殉教の場面を描いた壁画の写し

 

 

中央の箱に納められている布は、
二十六聖人の誰かの血が染まった布で、
遺物として代々大切にされてきたもの。

 

 

世界の至るところで聖人として崇敬されており、
二十六聖人を記念して作られた教会が
世界中にいくつもあるそうです。

 

 

記念館には二十六聖人に関係する貴重な資料の他に、

日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの渡来からの
歴史資料などが展示されています。

 

 

 

ザビエルの自筆書簡がなんと長崎にあるのです!

 

 

そして1582年、九州のキリシタン大名の使節として

ローマへ派遣された4名の少年使節の一人
中浦ジュリアンの自筆書簡も展示されています。

 

 

中浦ジュリアンは2008年に

日本(長崎)で初めて執り行われた列福式において、
カトリックで「聖人」に次ぐ尊崇の対象である
「福者」に列せられました。

 

 

この手紙には、信者への拷問や迫害、殉教について、
そして「この手紙を書いているときも、
もっと安全な場所に逃げるようにと知らせがあった」
という内容も書かれています。

 

 

中浦ジュリアンだけではなく、当時信仰を守っていた方々が、

このような思いを抱えて生きていたのだろうと

感じることができる手紙です。

 

 

迫害期の250年間、信者によって代々守られてきた
「雪のサンタ・マリア」の掛け軸

 

 

 

 

禁教令の高札

 

 

高札が撤去されたとき、

ついに信仰の自由を得ることができたのです。

 

 

他にも原爆で被爆したマリア観音がありました。

 

 

迫害と原爆を乗り越えて、現代に残るマリア観音です。

 

 

展示を見ると「なぜそうまでして信仰を守ったのか…」という

感情が先に出てきますが、ここに残るものは

「”信仰を守る”ことに人生をかけて貫いた人たち」の証

 

 
明らかに違う価値観を持っていた人たちの生き様を知ることによって、
来館された方の人生を見つめなおし、何かしらの心に残る施設であればと
スタッフの方からお話を伺いました。

 

 

尚、記念館にスタッフの方がいらっしゃるときは
入口に案内が出ていますので、お気軽にお声かけください。
説明を聞きながら展示を見ることができます。

 

 

 

 
 

【日本二十六聖人記念館】
住所:長崎市西坂町7-8
電話番号:095-822-6000
営業時間:9:00~17:00
入館料:一般/500円、中・高生/300円、小学生/150円
休館日:年末年始(12月31日~1月2日)


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