先日、在住外国人の皆さんや県内の留学生を対象にしたイベントの紹介で
10月後半に開催された国際交流フェスティバルの様子をアップしましたが、
今日はその続きをご紹介しますね^^
11月10日(土)に、長崎県内の留学生を対象に『長崎平和大学』が行われました。
この『長崎平和大学』、毎年春と秋の2回行われている行事で、
長崎に留学にきた学生の皆さんには参加して頂いています。
以前もこのコーナーで紹介しましたが、今回もご紹介させていただきます!
まず「『長崎平和大学』ってなに?」と思った方、ご説明します。
『長崎平和大学』は、長崎に来たばかりの新規留学生を対象に、
長崎の原爆や戦争の悲惨さ・平和の尊さを学ぶために開催されています。
今回は県内の新規留学生約240名が参加しました。
プログラムはというと、
午前は長崎原爆の被害を受けられた被爆者のお話を聴講
午後はグループにわかれて平和公園や原爆資料館を見学
となっています。
被爆体験講話では、被爆者の奥村アヤ子様から貴重なお話を聞かせていただきました。
8歳のときに爆心地から500m地点で被爆され、一瞬にしてご家族を失った奥村さん。
実はyamaguchi、奥村さんのお話を何度か聞かせて頂いたことがあります。
奥村さんは爆心地にかなり近い地点で被爆され、その後必死に生きていくことになるのですが、
毎回当時を思い出し涙ながらに語る奥村さんを見て、何度聞いても胸が締め付けられます。。。
被爆者の高齢化により、このようなお話を聞く機会はどんどん減っているので、とても貴重な体験です。
ふと座席の方に目をやると、皆さんも真剣な顔つきで奥村さんのお話に耳を傾けています。
お話が終わり、参加者の方が奥村さんの元に来て
「今まで何度か被爆体験講話を聞いたことがありますが、奥村さんのお話に心を打たれました。」
と、わざわざ感想を述べてきてくれました^^
また「今まで知らなかった原爆の事実を切実に考えることのできる素晴らしい機会を頂けた。」
という意見も聞けて、奥村さんも思いがちゃんと伝わったと嬉しそうにされていたのが印象的でした。
午後は野外に出て実際に被爆遺構をめぐります。
まずは平和公園からスタート
中には積極的にガイドさんに質問する学生さんもいて、
ガイド終了後も記念撮影したり、丁寧にお礼を言っていました。
国は違いますが、戦争によって被害を受ける人々は何の罪もない人々で
長崎でまだ苦しんでいる方がいらっしゃるというのを今回初めて知ったという学生もいました。
せっかく長崎に留学に来られたので、長崎滞在中にぜひ長崎の歴史も知って頂きたいなと思うわけですが、
長崎の華やかな歴史の側面だけでなく、悲しい歴史の側面も知って、
それを母国の人たちに知らせてほしいと思いました^^
その1の続きです★
みなさんひととおりお腹を満たしたところで、
今回の目玉のひとつ、芸子さんによるお座敷鑑賞へと移ります。
そのまえに、、、青柳のご主人の山口さんから芸子さんお2人の紹介がありました。
長崎の芸子さんは“長崎検番”という所属事務所に所属し、
お客様からのオファーがあったときに、検番を通して芸子さんを料亭やイベント等に派遣するシステムになっています。
検番は、いわばクライアントと芸子さんの仲介をするマネジメント業務をしていて、
このシステムが残っている場所は京都など国内でも限られているそうです。
その点でも長崎は特別な場所だと言えますね!
芸子さんは主に舞を舞う芸子さんと、三味線など楽器を演奏する芸子さんがいます^^
山口さんから「遠慮せず一緒に写真撮って良いんですよー」っと促されると、
写真撮影の列が。。。笑
まずは一曲じっくり鑑賞しましょうということで、
皆さん箸を休めて見入っていました。
、、、っが、お座敷の真の楽しみはこれから^^
「ただ鑑賞するだけでなく、ゲストも参加すること!」
、、、っということで
まずは太鼓と鐘の楽器演奏で参加♪
三味線の音色に合わせてリズム良く太鼓叩いていました^^
演奏に参加し、徐々にテンションが上がってきたところで、
「次は体を動かしましょう~!」
っと、芸子さんの振りを見ながら踊りを踊る時間がとても盛り上がりました♪♪
ちなみに一般的な宴席(お酒が入った 笑)でも、美味しい料理を食べてお酒を飲んでからの
体を動かすので、やはりゲストのテンションが一気に上がる時間だそうです^^
みんな頭に手ぬぐいを巻いて、お座敷遊びを楽しんでいました!^^
料亭体験が終わった後、何人かの留学生の皆さんに感想を聞いてみましたが、
「料理が美味しかった」「実際に芸子さんの踊りを間近に見れて嬉しかった」
「説明を聞いて今まで知らなかった長崎の文化を知ることができた」等
嬉しい反応がありました。
今回の講座でたくさん写真を撮っていたので、
皆さんステキにSNS発信してくださいねーー!^^
こんにちはー。yamaguchiです^^
とうとう12月に突入―――!もう2018年も終わります^^;
1年あっという間に過ぎますね(苦笑)
来年の今頃も「今年もあっという間!」と同じ台詞を言っている気が100%するyamaguchiですが、
みなさんはいかがお過ごしですか?
さて、先日出島ネットワークのFacebookでさくっとご紹介したのですが、
留学生を対象にした“ながさき文化体験講座”が開催されたので、
今回はこちらでもう少し詳しくレポいたします♪
↑先日のFBの紹介ポストです(笑)↑
まず「“ながさき文化体験講座”ってなに?」と思っている方もいらっしゃいますよね^^
“ながさき文化体験講座”とは、長崎県と長崎留学生支援センターが共催で、
長崎県内の留学生に長崎の文化をより深く知り体験してもらい、
その体験を母国に向けて情報発信してもらうことを目的に開催されています。
普段なかなか体験できないプログラムが用意されていて、毎回留学生に好評のイベントです^^
毎回ちょっとずつ内容は変わりますが、
今回は長崎の料亭のお座敷で芸妓さんの舞を鑑賞しながら料亭文化を勉強するという内容でした。
今回の舞台はこちら、、、
料亭青柳(あおやぎ)
http://www.maruyama-aoyagi.jp/
実はこちらのご主人、長崎の歴史や文化、風物詩にとても詳しく
長崎では知らぬ人はいない有名な方なのです!
料亭のご主人 山口広助さんは、長崎の地理歴史、文化などに精通している方として
ローカルのテレビ番組や“長崎さるく”のガイドなど、幅広く活動されています。
まずは最初に山口さんから、長崎の料亭文化について歴史を絡めながらレクチャーを受けます。
「ここ丸山町は昔、長崎の町の中でも特別なエリアで、今風に言うと“エンターテイメントエリア”、
お客さまに楽しんでもらうためおもてなしをするエリアでした。」
という町の歴史から始まり、料亭で出す卓袱料理が外国の影響をたくさん受けた長崎独特の料理であること、
また
「料亭というと“敷居が高い”というイメージがありますが、ただ食事を楽しんでもらうだけ、料理だけでなく、
建物や庭の雰囲気、料理を盛る器の良さも含めてお客様に味わってもらい楽しんでもらう場所です」
という、料亭がどんな役割を果たすところなのか詳しくお話くださいました。
難しい歴史の話も、留学生の皆さんに分かりやすく易しい言葉で噛み砕いてお話されていたのが印象的でした^^
皆さんも熱心に耳を傾けております。。。
yamaguchiも思わず「ほぉー」っと、声が出てしまうほど、ためになる話を聞かせてもらいました!
ひととおりのレクチャーが終わると、おまちかねのお食事タイム♪
実はお話の最中に、別室から良い香りが漂ってきて、お腹が鳴りそうだったのですが(笑)、
皆さんもそれは同じだったらしく、料理が運ばれてくるとソワソワしだす皆さん 笑
蓋を開けた瞬間皆さんカメラマンのようにスマホのシャッター切りまくる(笑)
ちなみに、この日はテレビ局が取材に来ていたのですが、
そのためか皆さんはじめは少し緊張していたようです。
でも料理を食べ始め、芸子さんたちとお話していたらだんだんと笑顔がみられるように^^
料理の名前や出身国で似たような料理があるかなど、食事しながら楽しく談笑してました。
テレビ局のインタビューにもバッチリ対応 笑
初めて食べるものばかりだけど、美味しい!
っと、皆さん口を揃えて感想を述べていました^^
ひととおり食べ進み、お腹が満たされてきたところで、
今回の見所のひとつ、芸子さんのお座敷鑑賞へ♪
この続きは次回へ!
こんにちは。yamaguchiです^^
一気に寒くなりました。そして一気にカゼ引いておりました(笑)
みなさんもお気をつけくださいね^^;
ところで、10月後半から11月にかけて在住外国人の皆さんや
県内の留学生を対象にしたイベントにがっつり参加していました。
1つ目は10月28日(日)に開催された“第20回ながさき国際協力・交流フェスティバル」
今回はこちらのイベントの様子を皆さんにお見せします^^
例年yamaguchiもブースのお手伝いで参加しているのですが、
毎回ちょっとずつ違った楽しみがあって、毎回満足度は高いです♪
まずは、お手伝いさせていただいたJETプログラムブースから^^
見てください!この人の数っ!!
ずーーっとこんな感じで大盛況でした^^
ブース内は主に3つのゾーンに分かれていて、
世界各国のゲームコーナー
※こちらの母娘のバトルが見てて面白かった(笑)
県内のJETプログラム参加者と楽しくおしゃべりするCafé
そして特に人気だったのが、、、このコーナー!
無地のエコバックに各自思い思いに世界の「こんにちは」を描くコーナー
これ、チビっこたちはもちろん、おとなも童心に返るやつです(笑)
ポップでカラフルなデザインのバッグが次々に完成~♪
うん。個性出ますね^^笑
中にはお気に入りのキャラクターを上手に書いた子たちもいました!
(快く写真撮影に応じてくれて感謝っ♪)
このイベントの楽しみの一つが“ご飯”♪
野外に飲食ブースがあり、フードコートのようになっています。
ちょうどお昼ご飯時になったので、せっかくなんで食べたいっ!!^^
今年は3,4の団体が飲食ブースを出していたのですが、
かなり迷いに迷い、私が食べたのがこちらっ♪♪
ベトナムのフォー♪
ほんっっっとに、これは美味でした!!
(今思い出してもよだれ垂れそうです 笑)
一緒に食べたベトナム人の方も「本場の味ーー!!」っと絶賛してました★★★
JETプログラムブース以外にもワイワイと賑わっていて、
このイベントの人気ぶりが伺えました^^
後日わかった事なんですが、この日の来場者はなんと、およそ2,000人だったとのことv(‘o’)v
来年もこのイベントは開催されると思うので、興味がある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
2つ目のイベントについては次の記事でご紹介します♪
こんにちは。yamaguchiです^^
ご無沙汰してますm(_ _)m
たいぶ涼しくなってきましたねー。皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
久しぶりに投稿するので緊張しております(笑)
手足にヘンな汗かいてます(汗汗)
久しぶりすぎて何を書こうかなぁー?って考えていたのですが、
ちょっと前に長崎県国際交流協会が主催するイベントが楽しそうだったので
ふらっと参加してきました^^
今回はその様子をリポートします♪
イベント名は「学ぼう!遊ぼう!世界体験旅行!」。
受付でオリジナルパスポートをもらったら、出国の準備完了(笑)。
この世界体験旅行、どんな内容かと言うと、、、
オーストラリア、中国、韓国、ベトナム、インド(今回はこの5ヶ国)に入国し、
その国の言葉や文化や遊びを学んで、また次の国へ旅をする。
…と、ざっくり言うとこんなカンジです(笑)
あっ、、、ちょっとざっくりしすぎましたね^^;
具体的には会場内に各国のブースが設置してあり、
その国のネイティヴの先生から色んなことを日本語で教えてもらいます。
(写真)
あっ、ここまで来て大事なことを一つ言い忘れました。参加対象(旅行者!?)は小学生です(笑)
まずは日本から南へグーーーっと下がって、
自然いっぱいのオーストラリアへGo(豪)!
オーストラリアでは日本でおなじみの名所や動物を英語でおぼえたり、、、
先生が英語で発音したものをカルタ形式で取るゲームは白熱(笑)
参加してた小学生のみんな、、、記憶力が良くてビックリ^^
私も説明を聞いていましたが、オーストラリアってユニークな動物が多いです。ほんと^^
お次は長崎ともゆかりが深い中国へひとっ飛びっ!
中国といえば、、、やっぱりパンダ!
中国ではパンダのかわいい面白動画を観て小学生のみんな思わずクスッ♪
中国のお金(もちろん実物 笑)を触ってみたり、折り紙で服や飛行機を折って遊びました^^
私も小さい頃、折り紙で飛行機折って遠くに飛ばす競争やってたなぁ(遠い目…笑)
中国も折り紙で遊ぶんだなぁっと(しかも折るものも同じ 笑)、今回新たな発見!
中国からお次はお隣の国、韓国へ。
韓国はご飯も美味しいし、音楽やドラマも日本で流行ってますよね^^
韓国では韓国特有の言葉(ハングル)やハングルの成り立ちを紙芝居で説明。
これすごくわかりやすかったです!
歴史の話は難しくなりがちですが、小学生のみんなも熱心に聞いてました^^
ラストはベトナムとインドー!
一気に駆け抜けますーーー!!
まず、どんな国なのか先生たちが動画やネット、イラストで簡単に分かりやすく説明してくれました。
子どもたちにとって
現地の子どもたちの簡単な遊びにトライ♪
やはりカラダを動かす系はみんなテンションアップ^^
一方、それぞれの国の先生から学んだ事から最後にクイズが出題されるので、
説明を一生懸命聞いてパスポートにメモメモ。。。
5ヶ国一周したところで、最後の○×クイズタイム
各国の先生たちが1問ずつクイズを出題。
説明をちゃんと聞いていたらわかるのですが、、、
みっ、、、みんな早いっっ!!しかも正解っ(>▽<)
遊びながら楽しみながら世界の国々の事をちゃんと勉強してました(笑)
子どもたちだけじゃなく、付き添いの保護者の方々も「へぇー!」「ほぉー!」っと、大盛り上がり^^
このイベント、大人向けにしても面白いかも。。。(笑)
このイベントがきっかけで小学生のみなさんが世界の国々にますます興味を持って、
身近な存在に感じてもらえれば嬉しいですね♪^^
「世界体験旅行」は毎年夏休み期間中に開催されるそうなので、
ご興味を持たれた方はぜひお問い合わせくださーい!