世界は今

テト(ベトナムのお正月)の前の町の様子

18Feb 2016 phuongngatra

皆さん、今日は。

今は2月中旬です。お正月からもう1ヵ月半経ちましたが、世界の国の中には、ちょうどお正月を迎えた国があります。中国、韓国、シンガポール、モンゴルなどの国は旧暦のお正月の習慣があります。

ベトナムもそうです。お正月はベトナム語で「テト」と呼ばれています。今年のテトは10日間ぐらい休みがあり、家族とゆっくり過ごします。一緒に伝統料理を食べたり、お喋りしたり、お祝いの言葉を言って、それから記念写真を撮ります。

テトの話はいろいろ話したいのですが、今回は私が住んでいる所のダナン市のテトの前の日の花道と花市場について紹介したいと思います。

テトの半月前、ダナン市は花に包まれます。どこでもきれいな色の花を見られます。天候はちょっと寒かったですが(17度ぐらい)、だいたい晴れでした。

 

 

写真の「CHUC MUNG NAM MOI」(チュック・ムン・ナム・モイ)の文字は、「明けましておめでとうございます」という意味です。ダナン市の有名なドラゴン橋の近くの道路に建てられました。

 

 

 

上の写真の黄色い梅は、春がやって来たことを告げる花として知られています。家に飾る用に小さい盆栽の梅を探している人も多いです。

 

 

 

ダナンの街中には美しい花道が出来て、綺麗な洋服やアオザイという綺麗な伝統衣装を着た人たちで賑わい、大人も子供も遊んで写真を撮っています。

 

 

 

 

花を飾っている竹籠にも昔のベトナムの面影を呼び起こします。

 

 

 

ハートの形のオブジェにも花が飾ってあって、カップルがこのオブジェと写真を撮れば似合いそうですね^^。

 

花道でも家でも梅の木が人気があります。それとともに、この木も梅の木と同じぐらい人気が高いです。

 

 

 

                   何の木かわかりますか?

金柑の木です。

 

 

金柑を家まで運ぶ輸送方法も面白くて、上の写真はバイク便の配達の人なのですが、金柑をバイクに載せて家まで運んでもらいます。今はまだ早いので、ちょっと休んで時間稼ぎをしているところです。

 

 

頼まれていざ運ぶ時はこんな格好で運びます。すごいでしょう。風が強い時はゆっくりと運びます。

 

 

平均的によく使われる花はキクの花です。ほとんどの場合、1つの家庭に2つのキクを買います。家の門の両側に置いて、十日間ぐらい飾っておきます。

「花市場」というのは普通の日にはありません。お正月の前に商人の方がいろんな花を集めて売っていてそれで皆「花市場」と呼んでいます。

ダナンの人々や観光客のために賑やかで華やかなシーンを演出するため、人々は新年の花市場に群がります。都市のテトの花市場には、全国からバイタリティーでカラフルな花や植物が集められます。

 

 

 

 

 

バラ

 

 

コスモス

 

 

他にも色々な花が見られます。お花畑のようですね^^

 

 

 

 

 

 

テトは楽しいです。テトの前日も大変楽しいです。町中は賑やかで皆慌しく準備をして、大きな希望を持って新年を迎えます。素晴らしいでしょう。

 

新年明けましておめでとうございます!皆さまのご健康と幸せがいっぱいの年になりますように!

 

 

 

 

食べてみよう!中国の火鍋

08Feb 2016 黄吉

黄 吉(Huang Ji)

中国・上海市

元長崎県国際交流員

長崎滞在期間 2014.4~2015.4

 

 

 

お久しぶりです!昨年の4月まで長崎県国際課に勤務していた国際交流員の黄吉です。

今日は旧暦のお正月(春節)ですね。あけましておめでとうございます!

長崎の皆さん、お元気ですか?

今日は「出島ネットワーク」の上海特派員として、「世界の今」を長崎の皆さんにお伝えしましょう~。

 

 

 

今回のテーマは「中国の火鍋」です。

「火鍋」といえば、冬の料理と思う方が多いと思いますが、実際上海では、夏にも火鍋を楽しむ人もたくさんいますよ。

 

 

 

火鍋とは、中国のしゃぶしゃぶのことです。上海の街を歩けば、“火鍋”の看板があちこちにあります。火鍋の世界では、四川風の真っ赤な辛いスープが特徴の“麻辣火鍋”店や、一人一鍋スタイルのマカオ風火鍋など、火鍋のスタイルは様々なんですよ。

 

 

 

<中国の火鍋>

http://www.nipic.com/show/9043866.html

 

では、火鍋の楽しみ方を教えましょう~

 

 

 

一、オーダー方法

お店では、オーダーシートとペンを渡され、自分でスープの種類や具材を横の空欄内にチェックします。チェックが済んだら店員さんに渡してOKです。

 

 

 

<オーダーシート>

http://www.dianping.com/photos/65513942/type

 

 

1.最初にスープをチェックしましょう。

スープは大体三つの種類から選びます。辛くない白い「清湯(チンタン)」スープ、真っ赤で辛い「麻辣(マーラー)」スープ、マーラーと清湯が同時に味わえる「鸳鸯(ユェンヤン)」スープの三つがあります。

 

 

 

 

<鸳鸯スープ>

http://www.nipic.com/show/1/55/7522097kac4fe988.html

 

 

2.具材をチェックしましょう。

お肉、海鮮類、野菜類、豆腐など、さまざまな具材が選ばれます。その中から、自分がお好みの具材を味わいましょう。特に、卵餃子(小麦粉の皮の代わりに薄焼き卵であんを包んでいる餃子)など中国の独特な具材をぜひ食べてみて下さい。

 

 

<卵餃子>

http://www.shanghainavi.com/food/183/

 

 

 

3.タレと薬味

ドリンクバーみたいな「タレバー」でタレを混ぜあわせて作ることができるセルフサービス式と、オーダーシートにチェックしたら店員さんが小皿にタレを入れて持ってきてくれる二つのパターンがあります。

 

 

 

 

<火鍋のタレ>

http://www.nipic.com/show/1/57/6939196kadb37c9c.html

 

 

<タレバー>

http://www.shanghainavi.com/food/183/

 

 

二、火鍋の食べ方

上海の人は、“先に肉、あとで野菜”の順番で食べる人が多いです。まず肉や海鮮を鍋に入れると、ダシや脂肪がスープに溶け、野菜もおいしく食べられるようになります。それに、肉を食べてしんどくなった胃の中も、あとで野菜を食べればすっきりしますよ。

 

 

 

長崎にも中国火鍋のお店もあるそうです。そこで、一度火鍋を体験しましょう^^

もちろん、上海を訪ね、本番の火鍋を食べるのは一番いいですね。

では、またこのコーナーでお会いしましょう。再見!

 

 

 

 

 

ベトナム中秋ランタン 

29Sep 2015 phuongngatra

旧暦8月15日は、ベトナムの中秋節でした。ベトナム語では「TET TRUNG THU」(テトチュントゥー)と呼ばれています。日本のお月見のようなもので、みんなが待ち遠しい行事の一つです。

 

 

 

 

 世界では日本以外にも中国、韓国、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピンなど各国に中秋というお祭りがありますが、形式は様々です。ちなみに私が住んでいた長崎にも中華街で中秋節というお祭りがありますね。

中秋の2~3週間前には、中秋のテレビCMが流れはじめ、その後、街の露店に玩具がいっぱい並び、中秋まであと少しだという雰囲気を盛り上げます。

 

他の国の中秋と違うのは、中秋の日の主役は子供たちだということです。子供たちはよく獅子舞を練習し、太鼓、獅子頭、お面などを使って本当に楽しめます。どこにいても遠くから毎晩練習の音が聞こえてきます。市の獅子舞踊りのコンテストだけではなくて、学校でも獅子舞踊りのコンテストが行われています。

 

 

 

 

 

 ベトナムの中秋節の特徴は小さい子は殆ど皆、提灯を持っています。私も子供の時、学校の提灯行列で紙と竹で作った星型、蝶々型、魚型、蓮型などの提灯をもって、民謡を歌いながら住んでいた町内を回って歩きました。昔は明かりとして提灯に蝋燭をつけましたが、今の明かりは提灯の中に小さなスイッチが入っていて、音楽も鳴って面白いです。そして現在、提灯の形は多種多様になりました。日本の有名な漫画のキャラクター、例えばドラえもん、ピカチュウ、ナルトなどの形の提灯があり、夜、周囲が暗くなった中に、提灯が明るく灯されてキラキラ光り楽しめます。中秋節は大変賑わうので、子供たちが一年で一番楽しみにしている日なのです。

 

 

 

また、中秋節といえば、月餅(ムーンケーキ)です。ベトナム語で「BANH TRUNG THU」(バインチュントゥー)と呼ばれています。 味は極めて多種多様です。食べると非常に美味しいです。中身は蓮の実、緑豆、小豆、ドリアンなどの甘い月餅、それに豚肉、ソーセージ、鶏肉などの入った塩辛い月餅があります。そして、ベジタリアンの人には別の月餅もあります。値段は月餅のメーカーやブランドによって違いますが、大体1個200~400円、高級な月餅は1万円ぐらいします。

 

 

 

 中秋の夜は満月がきれいに見えるので、皆は家族や友達などと一緒にお月見をします。また、子供を連れて獅子舞の踊りを見に行きます。この日は町のあちこちで子供たちの笑顔が見られ、大人たちも一緒に楽しい雰囲気になり若返る感じです。皆の仕事がうまくいき、そして健康であるようにと祈ります。

 

 

ダナン越日文化交流フェスティバル2015

03Sep 2015 phuongngatra

TRA THI PHUONG NGA (チャ・ティ・フォン・ガー)

ベトナム・ダナン市

長崎県滞在期間:2011.7~2012.3(2011年海外技術研修員)

 

 

皆さん、只今。

私は2011年長崎県海外技術研修員として長崎に滞在しておりました、チャ・ティ・フォン・ガーと申します。今はベトナムのダナン市で元気に過ごしています。

皆さんもお元気でしょうか。

 

 

出島ネットワークからベトナムのダナン市で越日文化交流フェスティバルがある情報もお聞きになりましたでしょうか。

今回ベトナムのダナン市で2015年8月28日から30日まで行われたダナン越日文化交流フェスティバルを紹介したいと思います。

 

 

 

まずはじめに、「大人気だった!」と伝えたいです!

 

 

最初の日(8月28日)9時からフェスティバルが開かれました。ちょっと見に行きました。日本の食材屋さんなどたくさん出店していました。私はもちろん長崎県のブースによく立ち寄りました。

 

 

長崎県、堺市、見附市、小田原市などからの13団体が参加しました。この日は長崎県の中村法道知事もいらっしゃって、ダナンの代表者と鏡開きをしました。

 

 

 

 

また、プリズミーバンドも来て、コスプレもいて大変賑わいました。ステージの音が大きくて、もし友だちと話しをしたくても、大きい声で叫ばないと聞こえないくらいです。

 

 

 

 

この日の夜、また見に行きました。すると、びっくりしました。長崎県のブースはすでに暗くなっていてお客さんもいなくて、「なんで?皆さんは?」と思っていたら、あら!長崎の食べ物が大人気で早く終わったというじゃないですか!ホッとしながら嬉しく思いました。

 

 

29日の現地の朝のニュースによると、中村法道知事がダナンの五行山近くの観音寺でクスノキを植えたということでした。これからも長崎・ダナンの友好関係がもっと強くなることでしょう。

 

 

当日はまた、いろんな活動がありました。お客さんももっと多くなりました。この日は1日分が早く終わらないように、長崎県のブースは朝からではなくて、午後の5時から有名な長崎和牛、長崎の魚、カステラの試食を行いました。すごく美味しかったです。「大行列でも私の番が来るまで待っています」と皆さんの楽しそうな顔が見られて嬉しかったです。

 

 

 

 

かき氷(2万ドン→92円ぐらい)、たこやき(3個1万ドン→3個46円)などの安い食べ物の日本料理のブースにずいぶん人が集まっていました。

 

最後の日(30日)もいろいろな活動が行われました。日本の文化の折り紙、切り紙、茶道、剣道などを多くの人にアピールしました。

 

 

以上、簡単なダナン文化交流フェスティバルを紹介しました。

 

 

ダナン市は花火大会、国際マラソン大会、サーフィンなどがある市だと知られていますが、これから「ダナン越日文化交流フェスティバル」も、きっと人気になることと思います。
初めてダナン市で大勢の日本人を見ることができました。大変感動しました。3日間だけど、深く印象に残って小さなことでも忘れられません。大好きな長崎!

 

 

長崎の皆さんはもう帰ってしまいました。早いわ、早いわ。フェスティバルの日は夕方にちょっと雨が降りましたが、翌日の31日には朝から雨が降ってきました。天も寂しいのかな、私たちも寂しい~。本当にもう長崎へ帰ってしまったのね。「さようなら」とは言いたくない「また会いましょう」と言いますね。

 

 

また会いましょう。大好きな長崎~!!!

 

 

中国の新年祝い

11Jun 2015 李明

李 明(Li ming)

中国湖北省襄陽市

2013年長崎県立大学シーボルト校研修員

長崎滞在期間 2013年4月~2014年3月

 

 

 

皆さん、こんにちは。

私は2013年長崎県立大学シーボルト校研修員の李明と申します。

今は中国に戻って頑張って仕事をしています。

今回エッセイの寄稿の依頼を受け何を書こうか悩みましたが、ちょうど依頼を受けたのが中国の旧正月が終わった時期だったので、中国人の旧正月の過ごし方について書こうと思います。

 

 

中国では、旧暦の十二月を臘月(と言います。臘月を過ぎたら、中国の人々にとって本当の意味で新しい一年を迎えることになります。新年祝いの風俗や習慣は、地域や民族によって異なり多種多様ですが、共通して言えるのは、去る一年に別れを告げ新たな一年を迎えることです。これは昔から新年祝いのずっと変わらない旨です。そして、その時の、忙しくて賑やかでわくわくした気持ちが溢れる雰囲気は、新年を祝う醍醐味と言えます。

 

 

私の故郷では、早くから新年に向けて準備を始めます。臘月八日に米、粟、あずき、ナツメの実などでお粥を作りますが、これを臘八粥と言います。これを飲むと甘くて体を温めるだけではなく、来る一年を健やかに過ごす願いも含まれています。臘月二十四日には家族総出で大掃除をします。旧年の塵を拭き取って、きれいな姿にして新年を迎えるのです。臘月二十九日には先祖の墓参りをします。三十日に朝早く起きて、春聯(しゅんれん)という縁起のよい言葉を書いた赤い紙を家の門や入口に張ります。それから昼ごはんの料理を準備します。臘月三十日は日本の大晦日にあたり、その日の夜は中国では(除夕)と言います。その夜は家族そろってテレビの春節番組を見ながら夜更かしをします。これは「守歳」といって、夜更かしをしながら皆で新しい歳月の始まりを待つという意味があります。零時の鐘が響いた時、家ごとに爆竹を鳴らして、新年の到来を祝います。その瞬間からやっと新しい一年を迎え、旧暦ではこの初めの一月(ひとつき)を正月と呼んでいます。

 

臘八粥

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春聯

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除夕

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廟会

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正月一日から人々はお土産を持って、親戚や友人、同僚の家を回って年始の挨拶をし、お互いに新年を祝い合う習慣があります。これを()と言います。このような年始回りは1日から15日までの15日間も続きます。そのほか、春節の期間中、人々は廟会(日本の縁日に似たお祭り)に出かけたり、神仏に線香を供えて拝んだり、休みの期間が長いので旅行したりもします。日本は人気の海外旅行先の一つです。国中がとても賑やかで華やかになります。

 

 

ところで、時代の変遷にしたがって新年祝いのさまざまな活動もだんだん簡素化して特別感がなくなってきました。昔のように新年祝いを行う雰囲気がだんだんなくなってきたなあと、今の人々はそう感じています。子どものときにはすごく憧れて喜んでいた新年の新しい洋服や美味しい料理などは、今はもう大人になった私にとってそこまで魅力がなくなってきました。しかし、時代がどう変わろうとも、年末になると故郷に帰って、家族と一緒に過ごすことはずっと変わらないです。私だけではなく誰でもそのように感じています。普段はどんなに忙しくても、家からどんなに遠く離れて暮らしていても、年末に家族のもとへ帰るというのは中国人にとって非常に特別な意味があります。自分にとって楽しかった一年であろうと疲れた一年であろうと、親の元に帰って、家族と一緒に無事に一年を締めくくり、一休みを取ってパワーを充電します。そして新しい一年のすばらしい祝福と希望を体に注ぎ込み、また元気いっぱいに新しい旅へと出て行くのです。

 

 

ここまで中国の新年の過ごし方をご紹介しましたが、皆さんのお国ではどのように過ごされますか?とにかく中国人にとって旧暦の正月は最も重要な行事になります。機会がありましたら皆さんもぜひ中国にお越しになり、中国文化を直接感じていただければと思います。