世界は今

2016年 春の上海リポート

31May 2016 方陽

 

方 陽(Fang Yang)

中国・上海市

H27年度(2015年)長崎県海外技術研修員

長崎滞在期間 2015年8月~2016年3月

 

 

 

 

こんにちは。昨年、長崎県海外技術研修員として長崎に滞在していた方陽と申します。

 

 

 

3月4日、長崎から上海に戻りもう一ヶ月以上が経ちました。最初は上海のいつも曇っている空にあまり慣れませんでしたが、今はだんだん平気になりました。

では、上海に戻ってからの一ヶ月で感じた上海の変化を皆さんにお伝えします。

 

 

 

最初にびっくりしたのは、上海の不動産の価格が、今年の旧正月以後急速に上がったことです。この勢いなら、間もなく東京に追いつくでしょう。その原因は、中国経済の減速を恐れ、多くの投資家が上海など中心都市の不動産を目当てに多く購入したからだと言われています。その後、上海市政府は不動産価格を抑制するため、3月25日から規則違反行為の取り調べを強化したり、住宅購入制限を厳格化する厳しい政策を実施しました。その結果、現在不動産価格の上昇は一時的にとどまりました。

 

 

上海住宅平均価格の推移

[http://www.rieti.go.jp/users/china-tr/jp/ssqs/150717-2ssqs.html]

 

 

 

    そして、上海の町づくりはどんどん進化し続けています。北バンドでは高さ浦西第一、上海全体では第四と言われ、66階建て、高さ320メートルの「白玉兰广场(白木蓮プラザ)」の本体が既に落成し、今年末開業する予定です。また上海市内高架道路の「中環線」が正式開通しました。地下鉄の路線は既に13本あり全長600キロを超えましたが、2020年までは路線が19本で全長800キロを超える予定です。

 

 

 

白木蓮プラザ

[http://www.urcities.com/native/20160318/21406.html]

 

 

 

上海高架道路図

[http://mjk.ac/YeH5P7]

 

 

 

上海地下鉄(2015年末)

[http://shanghai-portal.com/transportation/metro/]

 

 

 

   もう一つ、多くの中国人が首を長くして待っている上海ディズニーランドが今年6月16日開園予定だと発表されました。チケットの予約は現在受付中で、開園当日のチケットや宿泊施設の予約は一瞬にして売り切れました。上海ディズニーランドの最大の特色は、「カリブの海賊」エリアだと言われ、ほかのディズニーランドにはないアトラクションがお目見えするとあって今からとても楽しみです。ディズニーランドのほか、上海の普陀区でレゴランド・ディスカバリー・センターも既に4月7日に開園し、人々の人気を得ています。

 

 

 

2016年2月現在の上海ディズニーランド鳥瞰図

[http://j.people.com.cn/n3/2016/0204/c94475-9013929.html]

 

 

 

レゴランド・ディスカバリー・センター

[http://www.regionsix.mobi/content/2016/4/10/-legoland-]

 

 

 

    また、今年の4月4日は中国の伝統的な祭りの「清明節」がありました。この日の前後に、人々は亡くなった先祖や家族のお墓に行って清掃活動を行います。清掃が終わったら、私は家族と一緒に、黄浦江の上流の「水文化博物園」という公園に観光に行きました。園内は水の周りにいろんな古い小橋や亭(東屋)が建てられていて、上海市内で数少ない自然景観を楽しめる場所の一つだと思います。上海を訪れる機会があれば、ここもおすすめの観光スポットだと思います。

 

 

 

清明節

[http://toutiao.com/i6268868806022529538/]

 

 

 

黄浦江水文化博物園

 

 

 

以上で最近の上海の様子をお伝えしました。また次の機会に新しい情報を皆様にお届けします。

 

 

 

 

ダナン市での第一回花見祭り

19Apr 2016 phuongngatra

 

(http://soha.vn/can-canh-hoa-anh-dao-nhat-ban-o-da-nang-20160409142435994.htm

 より)

 

 

2016年ダナン市桜祭り(花見祭り)は、4月の9日と10日に初めて開催しました。

 

桜という花はベトナム人だけではなく世界中の人たちによく知られ人気がある花ですが、今回のお祭りは本当にダナン市民が待ちかねていた瞬間であり、初めて日本の桜をインターネット、新聞、テレビを通してではなく直接自分の目で見ることが出来る貴重な機会になりました。

 

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、日本から頂いた300本ぐらいの桜の木をサングループ(Sungroup)という企業で受け入れ、場所はアジアパーク(Asia Park)というところで行われました。

 

ベトナムは熱帯国で4月は大変暑いので、桜が咲くのに決して良い環境ではありません。桜の木は全部本物ではなく人工の桜もありました。にもかかわらず、ダナン市内や他の地方から大勢のお客様が見に来られました。

 

花見祭りで桜を見ること以外に気になったことは、浴衣が着れることです。若者が浴衣の安いレンタル衣装を2万ドン(日本円で約100円)のセット価格で着ることができ、ポーズを取って記念写真を撮ることもできました。店員によると、200枚ぐらいレンタルされ、ダナン市の皆さんに大人気だったそうです。

 

アジアパークで飲食のスタンドが10軒ほどあったり、観光客の皆さんが日本とベトナムの美味しい食べ物を楽しんでいました。

 

それから、来場者の皆さんが日本の文化を体験するコーナーがあり、茶道、書道、よさこい、合気道、コスプレなどのいろいろ体験をすることができました。

 

外務局のリーダーは「今年の桜祭りはこれから毎年開催される予定で、日本の文化や美学的価値をダナンの人々や観光客と共有し、両国の友好と親善をお互いに得るのが目的である」と発表しました。

 

桜祭りの写真は以下のリンクをクリックして、ご覧ください。

 

http://news.zing.vn/le-hoi-hoa-anh-dao-hanami-da-nang-truoc-ngay-khai-mac-post639650.html

http://news.zing.vn/gioi-tre-da-nang-dien-kimono-du-hoi-hoa-anh-dao-post640670.html

http://www.kilala.vn/tin-tuc/le-hoi-hoa-anh-dao-dau-tien-tai-da-nang.html

http://soha.vn/can-canh-hoa-anh-dao-nhat-ban-o-da-nang-20160409142435994.htm

 

 

 

 

テト(ベトナムのお正月)の前の町の様子

18Feb 2016 phuongngatra

皆さん、今日は。

今は2月中旬です。お正月からもう1ヵ月半経ちましたが、世界の国の中には、ちょうどお正月を迎えた国があります。中国、韓国、シンガポール、モンゴルなどの国は旧暦のお正月の習慣があります。

ベトナムもそうです。お正月はベトナム語で「テト」と呼ばれています。今年のテトは10日間ぐらい休みがあり、家族とゆっくり過ごします。一緒に伝統料理を食べたり、お喋りしたり、お祝いの言葉を言って、それから記念写真を撮ります。

テトの話はいろいろ話したいのですが、今回は私が住んでいる所のダナン市のテトの前の日の花道と花市場について紹介したいと思います。

テトの半月前、ダナン市は花に包まれます。どこでもきれいな色の花を見られます。天候はちょっと寒かったですが(17度ぐらい)、だいたい晴れでした。

 

 

写真の「CHUC MUNG NAM MOI」(チュック・ムン・ナム・モイ)の文字は、「明けましておめでとうございます」という意味です。ダナン市の有名なドラゴン橋の近くの道路に建てられました。

 

 

 

上の写真の黄色い梅は、春がやって来たことを告げる花として知られています。家に飾る用に小さい盆栽の梅を探している人も多いです。

 

 

 

ダナンの街中には美しい花道が出来て、綺麗な洋服やアオザイという綺麗な伝統衣装を着た人たちで賑わい、大人も子供も遊んで写真を撮っています。

 

 

 

 

花を飾っている竹籠にも昔のベトナムの面影を呼び起こします。

 

 

 

ハートの形のオブジェにも花が飾ってあって、カップルがこのオブジェと写真を撮れば似合いそうですね^^。

 

花道でも家でも梅の木が人気があります。それとともに、この木も梅の木と同じぐらい人気が高いです。

 

 

 

                   何の木かわかりますか?

金柑の木です。

 

 

金柑を家まで運ぶ輸送方法も面白くて、上の写真はバイク便の配達の人なのですが、金柑をバイクに載せて家まで運んでもらいます。今はまだ早いので、ちょっと休んで時間稼ぎをしているところです。

 

 

頼まれていざ運ぶ時はこんな格好で運びます。すごいでしょう。風が強い時はゆっくりと運びます。

 

 

平均的によく使われる花はキクの花です。ほとんどの場合、1つの家庭に2つのキクを買います。家の門の両側に置いて、十日間ぐらい飾っておきます。

「花市場」というのは普通の日にはありません。お正月の前に商人の方がいろんな花を集めて売っていてそれで皆「花市場」と呼んでいます。

ダナンの人々や観光客のために賑やかで華やかなシーンを演出するため、人々は新年の花市場に群がります。都市のテトの花市場には、全国からバイタリティーでカラフルな花や植物が集められます。

 

 

 

 

 

バラ

 

 

コスモス

 

 

他にも色々な花が見られます。お花畑のようですね^^

 

 

 

 

 

 

テトは楽しいです。テトの前日も大変楽しいです。町中は賑やかで皆慌しく準備をして、大きな希望を持って新年を迎えます。素晴らしいでしょう。

 

新年明けましておめでとうございます!皆さまのご健康と幸せがいっぱいの年になりますように!

 

 

 

 

食べてみよう!中国の火鍋

08Feb 2016 黄吉

黄 吉(Huang Ji)

中国・上海市

元長崎県国際交流員

長崎滞在期間 2014.4~2015.4

 

 

 

お久しぶりです!昨年の4月まで長崎県国際課に勤務していた国際交流員の黄吉です。

今日は旧暦のお正月(春節)ですね。あけましておめでとうございます!

長崎の皆さん、お元気ですか?

今日は「出島ネットワーク」の上海特派員として、「世界の今」を長崎の皆さんにお伝えしましょう~。

 

 

 

今回のテーマは「中国の火鍋」です。

「火鍋」といえば、冬の料理と思う方が多いと思いますが、実際上海では、夏にも火鍋を楽しむ人もたくさんいますよ。

 

 

 

火鍋とは、中国のしゃぶしゃぶのことです。上海の街を歩けば、“火鍋”の看板があちこちにあります。火鍋の世界では、四川風の真っ赤な辛いスープが特徴の“麻辣火鍋”店や、一人一鍋スタイルのマカオ風火鍋など、火鍋のスタイルは様々なんですよ。

 

 

 

<中国の火鍋>

http://www.nipic.com/show/9043866.html

 

では、火鍋の楽しみ方を教えましょう~

 

 

 

一、オーダー方法

お店では、オーダーシートとペンを渡され、自分でスープの種類や具材を横の空欄内にチェックします。チェックが済んだら店員さんに渡してOKです。

 

 

 

<オーダーシート>

http://www.dianping.com/photos/65513942/type

 

 

1.最初にスープをチェックしましょう。

スープは大体三つの種類から選びます。辛くない白い「清湯(チンタン)」スープ、真っ赤で辛い「麻辣(マーラー)」スープ、マーラーと清湯が同時に味わえる「鸳鸯(ユェンヤン)」スープの三つがあります。

 

 

 

 

<鸳鸯スープ>

http://www.nipic.com/show/1/55/7522097kac4fe988.html

 

 

2.具材をチェックしましょう。

お肉、海鮮類、野菜類、豆腐など、さまざまな具材が選ばれます。その中から、自分がお好みの具材を味わいましょう。特に、卵餃子(小麦粉の皮の代わりに薄焼き卵であんを包んでいる餃子)など中国の独特な具材をぜひ食べてみて下さい。

 

 

<卵餃子>

http://www.shanghainavi.com/food/183/

 

 

 

3.タレと薬味

ドリンクバーみたいな「タレバー」でタレを混ぜあわせて作ることができるセルフサービス式と、オーダーシートにチェックしたら店員さんが小皿にタレを入れて持ってきてくれる二つのパターンがあります。

 

 

 

 

<火鍋のタレ>

http://www.nipic.com/show/1/57/6939196kadb37c9c.html

 

 

<タレバー>

http://www.shanghainavi.com/food/183/

 

 

二、火鍋の食べ方

上海の人は、“先に肉、あとで野菜”の順番で食べる人が多いです。まず肉や海鮮を鍋に入れると、ダシや脂肪がスープに溶け、野菜もおいしく食べられるようになります。それに、肉を食べてしんどくなった胃の中も、あとで野菜を食べればすっきりしますよ。

 

 

 

長崎にも中国火鍋のお店もあるそうです。そこで、一度火鍋を体験しましょう^^

もちろん、上海を訪ね、本番の火鍋を食べるのは一番いいですね。

では、またこのコーナーでお会いしましょう。再見!

 

 

 

 

 

ベトナム中秋ランタン 

29Sep 2015 phuongngatra

旧暦8月15日は、ベトナムの中秋節でした。ベトナム語では「TET TRUNG THU」(テトチュントゥー)と呼ばれています。日本のお月見のようなもので、みんなが待ち遠しい行事の一つです。

 

 

 

 

 世界では日本以外にも中国、韓国、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピンなど各国に中秋というお祭りがありますが、形式は様々です。ちなみに私が住んでいた長崎にも中華街で中秋節というお祭りがありますね。

中秋の2~3週間前には、中秋のテレビCMが流れはじめ、その後、街の露店に玩具がいっぱい並び、中秋まであと少しだという雰囲気を盛り上げます。

 

他の国の中秋と違うのは、中秋の日の主役は子供たちだということです。子供たちはよく獅子舞を練習し、太鼓、獅子頭、お面などを使って本当に楽しめます。どこにいても遠くから毎晩練習の音が聞こえてきます。市の獅子舞踊りのコンテストだけではなくて、学校でも獅子舞踊りのコンテストが行われています。

 

 

 

 

 

 ベトナムの中秋節の特徴は小さい子は殆ど皆、提灯を持っています。私も子供の時、学校の提灯行列で紙と竹で作った星型、蝶々型、魚型、蓮型などの提灯をもって、民謡を歌いながら住んでいた町内を回って歩きました。昔は明かりとして提灯に蝋燭をつけましたが、今の明かりは提灯の中に小さなスイッチが入っていて、音楽も鳴って面白いです。そして現在、提灯の形は多種多様になりました。日本の有名な漫画のキャラクター、例えばドラえもん、ピカチュウ、ナルトなどの形の提灯があり、夜、周囲が暗くなった中に、提灯が明るく灯されてキラキラ光り楽しめます。中秋節は大変賑わうので、子供たちが一年で一番楽しみにしている日なのです。

 

 

 

また、中秋節といえば、月餅(ムーンケーキ)です。ベトナム語で「BANH TRUNG THU」(バインチュントゥー)と呼ばれています。 味は極めて多種多様です。食べると非常に美味しいです。中身は蓮の実、緑豆、小豆、ドリアンなどの甘い月餅、それに豚肉、ソーセージ、鶏肉などの入った塩辛い月餅があります。そして、ベジタリアンの人には別の月餅もあります。値段は月餅のメーカーやブランドによって違いますが、大体1個200~400円、高級な月餅は1万円ぐらいします。

 

 

 

 中秋の夜は満月がきれいに見えるので、皆は家族や友達などと一緒にお月見をします。また、子供を連れて獅子舞の踊りを見に行きます。この日は町のあちこちで子供たちの笑顔が見られ、大人たちも一緒に楽しい雰囲気になり若返る感じです。皆の仕事がうまくいき、そして健康であるようにと祈ります。