ウィリアム・モーガン (William Morgan)
アメリカ・ヴァージニア州 出身
元長崎県国際交流員
長崎滞在期間:2013.8~2018.8
長崎の皆さん、イギリスからこんにちは!元長崎県国際交流員のウィルです!お元気ですか?
ここで、「え?ウィルってアメリカ人じゃなかったっけ?」と思う方は正解です!
実は長崎を離れた後、イギリスにいる妻の元に行き、今はイギリスで暮らしています。いまだ外国人としての生活が終わりません(笑)
すでに一ヶ月以上住んでいますが、まだまだカルチャーショックが落ち着きません。
イギリスはアメリカと同じ英語圏ですが、驚くことがたくさんあります。特に、日本とイギリスを比較したら、私の見た目と話す言葉のギャップによる周囲の人の反応の違いが面白いです。
日本の場合、例えば、見た目から西洋人だとわかる外国人の私がお店に入ると、接客する店員さんの顔にちょっと緊張感が走るのがわかります。多分、私が日本語を話せるかどうかわからないからでしょうね。
でも、うれしいことに、日本語でちょっと会話を交わしたら店員さんが「安心した」といわんばかりにホッとします。私もその安堵した反応を誇りに思っていました(笑)
しかし、イギリスは逆です!
私の見た目はイギリス人と全く変わらないので、アメリカ訛りの英語で話しかけるとイギリス人の店員さんはびっくりします!その反応に私は思わず「ソーリー」と言いたくなります(笑)
だけど、イギリス人から見て外国人がイギリスにいることは、特に珍しくも、関心を引くことでもありません。それはイギリスに住んでいる外国人が少なくないからです。
シェークスピアのグローブ座を訪れるさまざまな人たち
イギリス国内の在住外国人の人口は数も割合も日本を上回ります。日本は在住外国人が少ない国だと知られていますが、外国人人口が256万人(2017年12月末現在)で、人口割合が総人口の約2%だそうです。
この割合からみると日本の道端で100人会えば、そのうちの2人しか外国人ではない計算になりますね。
次にイギリスを見てみましょう。
ここで突然ですが、クイズです^^
Q.イギリスに住んでいる外国人はイギリスの総人口のどの程度を占めているでしょうか?
いかがですか?
正解は、、、Cの14.4%です!
イギリスの道端なら、7人会えば1人が外国人になる計算です。
そう考えるととても多いですね。
ところで、Dの41.1%はありえないと思った方いらっしゃいませんでしたか?
実は、選択肢Dがイギリス全体じゃなくて、ロンドン市に限った外国人人口の割合です!!ほとんど半分!
ロンドンの街を散歩すれば様々な言語が耳に入ってきて、超コスモポリタンな感じがしますよ^^
ロンドン市内には移民がたくさん住んでいる「リトル○○」の町もいくつかあります。その一つの「リトルインド」と言われるサウスホールに行って来ました。
電車を降りるとすぐ、このような看板がありました。
http://www.typeoff.de/2008/01/indian-newspaper-search-part-two/
「サウスホールへようこそ」を英語とパンジャーブ語の2ヶ国語で表記した看板
よく見ると、英語ともう一つの言語が書いています。
一目でわからなくて調べたら、パンジャーブ語でした。
パンジャーブ語は、西北インドとパキスタンを中心に、世界で多く使われている言語です。でも、イギリスでは英語とポーランド語に次ぐ3番目に多く使われている言語です。^^
ここに来たからにはもちろん、本場のインド料理を味わってみようということでサウスホールのインド料理店に行って来ました。^^
メニューの中に書いているのは一応英語でしたが、知っている料理の名前は一個しか見あたりませんでした。
注文時、私から「ビジネスランチ プリーズ」と小さい声が出ました(笑)
リトルインドでベジタリアン御用達のビジネスランチ(5.75ポンド)
注文したビジネスランチが来ました!
金属皿の上にボリュームたっぷりで、スパイシーなベジタリアン料理です!
なんと、一見優しそうな味の白い料理も辛かったです^^;
どんどん汗が出ましたが、とても美味しかったです。
これからもイギリスの面白いところをどんどん見つけて行きたいと思います。また書きます!See you!
その他、イギリスでの面白い体験情報を私のブログに随時アップしてます。
よろしければ是非ご覧ください!^^
https://williampmorgan.wordpress.com/
(英語のみ)
コメント(ご利用について)