その1の続きです^^
皆さんのお腹も満たされてきたところで、
今回の講座の目玉(!?)とも言うべき、長崎検番による“お座敷”鑑賞へ!
ところで、、、
「長崎検番って?」と、初耳の方もいらっしゃるかと思います。
簡単に言うと、“検番”は、芸者が所属するプロダクション事務所のようなもので、
芸者の手配や料亭など出先との調整などマネジメント業務を行っています。
また、芸者さんたちが踊りや三味線等、日常の稽古を行う場所でもあります。
今回、この長崎検番に所属している2名の芸者さんがいらっしゃいました!
まずは踊りを見てもらいましょうということで、
青柳の山口さんの拍子木の音で舞がスタートしました^^
(舞の始まりと終わりには合図として、拍子木を打ちます。)
三味線の調べに合わせて、優雅に舞う芸子さんの姿に、
皆さんまさしく釘付け!
お料理に続いて、こちらも記録用にカメラで撮影していますよ~^^
熱心に撮影しております(笑)
最初は初めて生で見る“お座敷”に皆さん緊張していたようでしたが、
“お座敷”はお客様が楽しむ場!
盛り上がりはこれからです(笑)
写真の地方(じかた)さん(三味線等の楽器を担当する芸者さん)の
お隣をみてください。
太鼓などが見えますよね?^^
お座敷ではこれらの楽器のことを“鳴物(なりもの)”というのですが、
この鳴物をなんと留学生がやってほしいとのこと!
2人の留学生が飛び入り参加したものがこちらっ!
(※動画なので上記リンクをクリックしてお楽しみください^^)
初めてにしてはなかなか上手いと思いませんか?^^
ここで青柳の山口さんから皆さんへ、
お座敷のルールとも言うべき“お約束事”をレクチャー☆☆
お座敷では、一曲終わり拍子木が打たれると、アンコールの意味として
お客様から“ある言葉”が発せられます!
「しょもうやーれー!」
これは漢字で書くと“所望やれ”となり、
「所望するから、もう一度お願いします」という意味★
ちなみに長崎くんちの本踊りの時も観客がアンコールの意味として使います^^
皆さんの「しょもうやーれー」の呼び声に応えて、芸者さんが登場♪♪
一曲一曲、曲が変わるのですが、
また曲の雰囲気に合わせて芸者さんの小道具も変わるところも
見どころです^^♪♪♪
最後のフィナーレは、留学生数名がお座敷に立ち、
芸者さんから直接振りを伝授してもらってからの、一曲披露っっ★☆★^^
一緒に体を動かして踊ると、自然と笑みもこぼれます^^
これで一気に場が和みました(笑)
留学生からは
「普段できないような特別な体験ができて、長崎での思い出がまた一つ増えました」
「今日の体験をSNSで周りに広げたい」
との声もたくさん聞きました^^
留学生の皆さんには、1人1人が長崎のPR大使として
長崎の魅力を発信してくれることを期待してます^^
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