こんにちは!yamaguchiです^^
気がつけば、今年もあと1ヶ月を切りました。。。
一日が過ぎるスピードが速すぎるっっ><
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
さてさて、、、先日DEJIMA NETWORKのFacebookページで少し様子をお伝えしたのですが、
この前、長崎県内の留学生を対象としたイベントを開催しましたので、
詳しくご紹介したいと思います。
今回のイベントの開催場所はこちら!
料亭「青柳(あおやぎ)」
おぉっ!なんと料亭っっ!
日本人でも普段なかなか足を踏み入れない特別な場所ですよね^^
料亭は本格的な日本料理を楽しむ場所ですが、ただ単に料理を頂くだけでなく、
建物やお庭を見て楽しむといった日本文化が詰まった場所です^^
日本らしさがたくさん味わえる京都などを除き、
日本ならどこにでも料亭があるわけでなく、長崎は特別です。
長崎県内の大学に留学に来ている皆さんには、この長崎の特別な文化を体験して、
母国にいらっしゃるご家族や友人、あるいはSNSで繋がっている人達に伝えてもらいたい!という思いで、このプログラムが企画されました^^
料亭は“人をおもてなしする場”という概念が根底にありますので、
お客様のお出迎えからその精神は徹底されています^^
お出迎えの場面
会場に入ると、普段見慣れない日本家屋や配席、雰囲気に少し緊張してる皆さん。。。(笑)
ほどなくして、料亭青柳の山口広助さんから、
料亭青柳の歴史や、そもそも料亭がどういうところなのか、
また長崎の食文化についてお話がありました。
青柳の建物は、長崎に原爆が落とされた時、爆風により少し傾いたそうです。
その影響で今でも少し傾いているとのことです。
これには私も「ほぉーー」と、学生に混じって話に聞き入ってしまいました(・o・)
平和公園内に鎮座する、かの有名な平和祈念像を作った彫刻家・北村西望氏(長崎県出身)が亡くなる前年まで毎年足を運んでいて、彼の作品も青柳内にたくさん残されているそうです!
さて、長崎の料亭では“卓袱料理”という、いわゆるコース料理が出されるのが特徴です。
※こんな様式で提供されます(参考:昨年度の「ながさき文化体験講座」時)。
これは、他地域の料亭にはない長崎独特の文化です^^
卓袱料理は、日本料理と中国、そして西洋の料理文化がミックスされて出来た、
長崎らしい食文化なのです^^
(卓袱料理の話になるとこれまた話が長くなるので、今回は割愛します^^;)
余談ですが、私が卓袱料理の素晴らしい点を一つ挙げるとすると、この朱色の円卓!
朱色はおめでたい色で、かつ料理を引き立て華やかにしてくれる色なので、
とても美味しそうに見えると思いませんか?(←食いしん坊的視点 笑)
また円卓なので、食卓を囲む人との距離が近く、
食事の席では身分の上下関係なく、平等な立場で皆で楽しく食事をしましょうという
思いが込められているとも言われています。
yamaguchiの余談はここまでにして、本題に戻ります 笑
ところで、今回の「ながさき文化体験講座」は今年2回目の開催で、
前回(第1回目)は長崎学専門家のお話を聞きながら本格的な卓袱料理を味わう回だったのですが、
今回は料亭で出される料理を少し簡略化した“松花堂弁当(しょうかどうべんとう)”という、
中に十字形の仕切りがある箱に入った高級お弁当をいただきながら、
芸子さんの舞を鑑賞するという回になります。
その松花堂弁当がこちらっっ!!
お弁当といっても、料理は温かいものもあり、
(”お鰭(ひれ)”と呼ばれるお吸い物も具材に季節感が感じられて、とても凝ってます^^)
食材はお刺身や焼き魚、煮物など長崎の特産物を使っている料理ばかりで、
とっても美味しかったです^^
皆さん、箸をつける前にまず写真っっ!!
一度箸をつけると、皆さんしばらく黙々と真剣に食べていました^^
(ご飯に集中したら自然と言葉数少なくなりますよね 笑)
少し食べてお腹が満たされると、同じ円卓に座っている学生さん同士、
「これ美味しい!」と感想を述べ合ったり、
「この料理の食材は何だろう」と尋ねあったり、またはお店の方に質問したりなどなど、
楽しそうに話が飛び交っていました。
実際に食べて“美味しい”と思ったものは、
自信を持ってSNSに発信できますもんね^^
この後はお待ちかね、長崎検番に所属の芸子さんの舞を鑑賞するのですが、、、
この模様は次回アップします^^
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