長崎県在住の特派員情報

6.4長崎平和大学リポート

20Jun 2016 yamaguchi

こんにちは!お久しぶりです。

長崎は今月初旬に梅雨入りし、曇ったり雨降ったりとスッキリしないお天気が続いています。

でも、例年の梅雨シーズンに比べたら雨の日が少ないなぁという印象です。。。

このままこの状態が続くと真夏は水不足!?そっ、、、それは困る。。。((゚д゚;))

雨が続くと憂鬱になりますが、夏本番に水不足になるのはもっと憂鬱になるので、

ここは適度な雨が降ることを願いましょう(・ω・;)(汗)

 

 

さて、今回は先日開催されました「長崎平和大学」についてリポしたいと思います。

すでに出島ネットワークでも過去数回リポートしたことがありますが、

この記事を読んでいる方の中には初めて聞く方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に説明しますね。

 

 

【長崎平和大学とは?】

長崎県内の各大学に新規で入学した留学生を対象に、留学地である長崎への理解を深めてもらおうと、春期と秋期の年2回開催されています。

(※「長崎平和大学」というのは行事名で、実際にはそのような大学は存在しません^^;念のため…m(_ _)m)

 

 

先日アメリカのオバマ大統領の広島訪問のスピーチの中にも登場しましたが、

長崎というと、“被爆地”というイメージが世界的にも浸透しています。

被爆者の方からのお話を聞いたり、被爆遺構を実際に目で見ることによって、

戦争の恐ろしさや平和の尊さを実際に肌で感じてもらいたいという目的があります。

 

 

当日は朝からあいにくの雨(長崎平和大学史上初!?)でしたが、

県内大学等11校から今春入学された世界各国25ヶ国、約320名の留学生の皆さんが参加されました。

 

 

 

今年4月に来崎された新規留学生の皆さん

 

 

 

まずは、被爆に関するDVDを約15分鑑賞

 

 

 

 

ここで原爆に関する理解を少し深めてから、

次に実際に原爆の被害にあわれた被爆者の方から被爆体験講話を聴講しました。

 

 

 

今回ご講話いただいたのは、松尾幸子様(写真)

 

 

11歳の時に爆心地から1.3kmのところで被爆し、幸い松尾さんは無傷でしたが、家族は怪我や火傷を負われたそうです。

当時のご家族のお写真を見せながら、多くのご家族やご親戚を亡くされた悲しい体験を切々と語られました。

 

 

 

講話は日本語で進行し、今回も前回と同様、講話内容の4ヶ国語(日・英・中・韓)翻訳スクリプトを事前に配布していたので、留学生の皆さんにとっては講話中に出てくる難しい専門用語や内容理解への助けになったようでした。

 

 

講話後の質疑応答の時間にも学生から質問が飛び出し、真剣に聞いてもらったんだなぁと感じました。

 

 

 

午後からは平和公園に場所を移し、被爆関係や平和に関する被爆遺構めぐりから原爆資料館を巡るコースに同行しました(^^)

 

 

が、しかし、、、

ご覧の通り、午前中から降り続けた雨がさらに激しくなってきまして。。。T^T

このコースは雨天決行!傘やレインコート姿での見学は初めての経験でした。。。

 

 

戦後整備された平和公園や原爆落下中心地ですが、

いたるところに原爆遺構や平和のモニュメントが点在しています。

特に平和公園を出てすぐの防空壕跡や、原爆落下中心地内の当時の地層が見える場所は、

71年前の生活をそのまま留めた場所として、現在を生きる人々に戦争の悲惨さを伝えています。

 

 

 

 

 

こんな悪天候の中でも、熱心に案内していただいたボランティアガイドの皆さんに感謝です!

また、学生の皆さんも雨の中、ガイドさんのお話に耳を傾けていたのが印象的でした。

 

 

 

高齢化によって長崎に住んでいる私でさえ、

戦争体験や被爆者の方のお話を聞く機会はどんどん少なくなってきています。

このようなお話は聞く方も話す方も辛く悲しいですが、“過去にどのようなことがあったのか知る”ことは大事だと思います。

今回参加された皆さんにとっても、

被爆地長崎での貴重な経験になり、平和について考える良い機会になったことを願っています^^

 

 

長崎平和大学、次回は今年11月開催予定です。

留学生以外に一般の学生さんや県民の皆さんの参加も可能です。

 

 

今回の平和大学の様子は、6月5日付の長崎新聞にも掲載されましたので、ぜひご覧ください!

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