今回はこちらの記事の番外編で、学生の皆さんに少しお話が聞けましたので、
少しご紹介しようと思います★(´∀`)
まずは中心メンバーとなる
長崎発グローバル人材育成プログラム学生運営委員会の皆さん
左から西本さん、尤さん、福田さん
※以下インタビュー部分は敬称略
山 「このプログラムに参加してよかったことは何ですか?」
西 「一番良かったと思えることは県内の大学や国の垣根を超えて仲良くなれることです。
また留学生と日本人学生がcafeトーク(留学生と日本人学生混合のグループに分かれて一つのテーマについて話し合う交流会のようなもの)で、自分の国とは異なる文化を知ることができる点です。
私もこのプログラムに参加して留学生に 「私の国ではこうだけど、日本ではどうなの?」 って聞かれて、逆に日本の事を考えるきっかけになりました。」
尤 「定期的に開催されるイベント等で日本人学生と気軽に関わりあえる場を持てるのが良いと思います。ここに来れば交流できるという安心感というか。。。」
山 「このプログラムは学生が主となりイベントの企画・運営をされていると聞きましたが、実際に活動してみてこんなところが難しいなぁ、もっとこうした方がいいなぁと感じる点はありますか?」
皆 「このプログラム自体の知名度がまだまだ低いってことですかねー。。。」
福 「あと、、、イベント毎の留学生と日本人学生のバランスも少し気になります。。。
このプログラムに登録する学生は基本的にやる気のある人たちばかりなんですけど、留学生は元々日本で勉強したいという高い志を持っているので、学びたいという意欲が高いです。イベントや集まりも積極的に参加してくれます。
日本人学生も意識高い人が多いのですが、アルバイトや他のサークル活動もあり、どうしても参加者が毎回固定化されてしまいます。また、特に英語圏の留学生でまだ日本語の能力があまり高くない留学生は、イベントの時にちょっと苦労してるかな。。。と思います。どうしても共通言語が日本語になっちゃうので。。。なので共通言語が英語のみというcafeトークというのも開催しています」
山 「ところで、なぜこのプログラムに参加しようと思ったのですか?」
西 「もともと私が新しいことにチャレンジするのが好きな好奇心が強い性格なので、特に深く考えずに“面白そうな活動がある”って飛び込んでしまったんです(笑)企画するのも好きだし自分に合ってました。
あと、私は長崎県外出身なので、大学入学当初は長崎の友人や知り合いが少なかったんです。友だちをたくさん作りたいっていう理由もありました。今では他学部・他大学にもたくさん友だちができて楽しいです。」
福 「私の場合は動機が少し変わっていて、、、入学時の新入生説明会の時に教授から「(当学部は)武器がない」っと脅し(!?)をかけられました。。。つまり卒業に必須の資格はなく、就職に有利な資格を取得するかどうかは本人の努力次第って言われました。
何か新しいことをやってみたいなと漠然と考えていた時に、このプログラムの存在を知りました。最初は運営メンバー側になるとは思ってなかったんですが、「迷ったら一歩踏み出してみよう!」と思い切って学生企画運営側に携わってみました。」
yamaguchi、インタビューしながら終始感心してしまいました。。。
自分が学生だった時はこんなにしっかりした意見が言えただろうか。。。(゚д゚;)
まさしく“意識が高い”学生さんばかりでしたーーー!!(*≧▽≦*)
続いて留学生の方にも少しお話を伺いましたっっ♪
左から江さん、郝さん、董さん(全員中国出身)
※以下インタビュー部分、敬称略
山 「今日見学したところで一番印象に残っているところや感想があれば聞かせてください。」
江 「やはり造船所が印象的でした。実際に船を見たのが初めてなので、その大きさと複雑さが素晴らしいと思いました。その他にも塩工場も普段私たちが使う塩を作る流れがよくわかって楽しかったです。」
郝 「私も造船所です。私のふるさとは海がない地域なので船を見る機会もあまりないんです。今日は本物の船を見ることができ嬉しかったです。あと、各会社で私たちを案内していただいた方々がとても親切だなと思いました。」
董 「私は行った先々とても印象深くてすごく勉強になりました。造船所はとにかく巨大で何もかも迫力がありました。塩工場も長崎のきれいな海水を使いさまざまな工程を経て大切に作られていることがわかりました。ド・ロ神父記念館もド・ロ神父の活動を物語るものや当時使ったものが綺麗に保存されていて、現代にも影響を与えていることに感銘を受けました。昔の遺物を見ることで当時に思いをはせ、考えさせられるので不思議だなと思いました。」
山 「このプログラムに参加して良かったなと思うことは?」
皆 「とにかく日本人の学生と授業以外で仲良くなれます。」
江 「私は日本人と話すのが大好きです。このプログラムはいろんなイベントがあって、日本の人や他の国籍の人たちとも出会え、気軽におしゃべりできるのでとても良いと思います。
今、学校の寮に住んでいるのですがルームメイトが同じ中国人なので会話するときはどうしても母国語になってしまいます。
また長崎に留学に来てプログラムに参加してみて日本の文化や日本人の考え方を直に感じることができました。これは教科書ではわからない日本の姿だったので良かったと思います。」
山 「今日は日本の企業を見てまわりましたが、ズバリ皆さん、日本で就職したいと思っている方はいますか?」
董 「チャンスがあれば日本で就職したいなぁとは思っています。。。」
郝 「まだ考え中です。。。当面は院への進学に集中して、それから考えたいなとは思っています。」
江 「私は今交換留学で来ているのですが、国に帰って日本語の勉強を続け、将来は大学の日本語の先生になりたいと思っています。」
日本人の学生さんと留学生の方にそれぞれお話を伺いましたが、
このプログラムに参加さることによって日本人学生は留学生に、留学生は日本人学生にお互い良い刺激を受けているそうです(●´ω`●)
国籍を交えてお互いのことを話すと「ここは同じだ」とか「こんなところは違うな」と日々発見があって新鮮とのこと!
また、プログラムのコーディネーター(職員)の方ともお話しましたが、
「学生主体なので、イベントの運営は基本的に学生に任せています。日々試行錯誤しているみたいですが、イベント毎に日々成長しているのが見てとれます。お互い人格的に磨かれているように感じます。」
…っと、学生の皆さんの成長ぶりに頼もしさを感じているそうです。。。(*´ェ`*)
国を超えた個人レベルでお互いのことを理解すると、相手の国や文化に対する親近感は一生モノじゃないかなと思いますっっ!!←これは私の経験上からも力説します!(`・ω・´)
今後も学生さんたちの国際交流の場に積極的に参加していきたいなと思わせる楽しいイベントでした!d(‘∀’o)
この「長崎発グローバル人材育成プログラム」の詳しい活動内容はこちらをご覧ください
↓ ↓ ↓
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/renkei/renkei/index.html
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