長崎県在住の特派員情報

ベトナム地方政府職員研修取材リポ!その2

18Mar 2015 yamaguchi

その1からのつづき。。。

 

 

お待たせしました!!(´∀`)

では、研修最終日にお2人にインタビューしましたので、

その模様をご覧ください♪♪

 

 

 

写真左からダナン市のジャンさん、ホイアン市のカさん

 

 

※以下敬称略

ダナン市ジャンさん・・・ジャン

ホイアン市カさん・・・カ

質問者(山口)・・・山

 

 

「2週間の研修生活が終わろうとしていますが、

長崎での生活を振り返りどうでしたか?感想を聞かせてください。」

 

 

 

カ「まず長崎に来て驚いたことは、気候です。思っていたよりとても寒かったです。

でも、雪を初めて見たので幸せでした。

研修期間は2週間という短い時間でしたが、いろんな観光スポットに行き、

ベトナムゆかりのいろんな方のところを訪問し、お会いできたことが嬉しかったです。

実はビックリしたのが知事表敬の時でした。

カメラが何台もあって緊張しましたが、知事が優しかったので落ち着いてお話できました。

実際に長崎に来てみて感じたのは、ホイアンと同じように昔から港町として栄えたところで、

過ごしていくうちにホイアンとのゆかりや共通点を強く実感しました。

特に(ホイアンとゆかりの深い)荒木宗太郎とアニオーさんのお墓をお参りできたのも印象深かったです。」

 

 

ジャン「私もカさんと同じ意見ですが、研修中、県のいろんな機関や部署を見てまわり、

事業等についてお話を聞けたことが印象に残っています。

たった2週間で長崎のことを全部理解したとは思いませんが、

実地研修で行った歴史文化博物館や大浦天主堂、グラバー園、心田庵等を見学して、

長崎には中国、韓国、ヨーロッパといった外国の多様な文化がミックスしたところだと肌で感じました。そういう文化を“わからん(和華蘭)”と言うのだと学びました。

特に稲佐山からの夜景はものすごく綺麗でした。さすが世界新三大夜景のひとつだなと思いました。」

 

 

 

 長崎の夜景も楽しみました^^

 

 

「ダナンも夜景が美しいことで有名だと聞きましたが、長崎の夜景との違いなどありますか?」

 

 

 

ジャン「ダナンは平面な地形にビルが建っていて、

主に高層の建物や建造物から発せられる光なのですが、

長崎は山の斜面に沿って家々のほのかな光が散らばっていて、温かみを感じました」

 

 

 

「長崎の食べ物はどうでしたか?」

 

 

カ「滞在中いろんなものを食べましたが、ちゃんぽんが美味しかったです。

長崎の料理は全体的に甘い味付けですね。

その他焼肉やお好み焼き、ラーメンなど長崎名物以外の食べ物もとても美味しかったです。」

 

 

ジャン「いちごがとても美味しかったです!長崎のいちごは赤くて甘くて大きいです。

ベトナムのいちごは小さくて硬く、形もあまり綺麗じゃないです。感動しました。」

 

 

 

「他に印象に残っていることはありますか??」

 

 

カ「佐世保の県立大学に行ったのですが、

先生、学生の皆さんが温かく歓迎してくれて嬉しかったです。

そこで大学に在籍中のベトナム人留学生と交流を持ち、留学生活の様子などを聞く機会がありました。

日本人の学生さんと全く同じ学科で、机を並べて勉学に勤しんでいる様子を聞き、

それだけでもすごく大変だと思うのですが、その上学費と生活費を稼ぐためにアルバイトも頑張っていると聞き、素晴らしいと思いました。」

 

 

ジャン「滞在中、路線バスや路面電車に乗って移動したのも楽しい思い出です。

県の皆さん、日本語の先生、その他滞在中に出会った皆さんがとても優しく接してくれて嬉しかったです。その中でも、長崎弁は面白かったです。」

 

 

 

「長崎弁!(笑) 例えばどんな言葉を教えてもらいましたか?」

 

 

ジャン「“よかよか”という言葉です。(笑)

あと、『くちびるに歌を』という映画を観に行きました。

ストーリーも感動的だったのですが、とにかく海がとても美しくて感動しました。

五島が舞台と聞き、次長崎に来たら、五島に行ってみたいと思いました。」

 

 

 

「お二人はベトナムのホイアン市とダナン市からいらっしゃいましたが、それぞれどういうところなのか、魅力を教えてください。」

 

 

 

カ「ホイアンといえば旧市街です。1999年12月に世界文化遺産に登録されました。

ホイアンは日本ととてもゆかりが深く、日本の朱印船貿易時代にはホイアンの日本人街に多いときで1000人以上もの日本人が暮らしていたと言われています。

当時の日本人が作った日本橋(来遠橋)は、ベトナムのお札の裏にも印刷されているほど国内では有名です。

また中国人街もあって、福建会館等中国の文化も残っています。これは長崎と文化的に近いと感じました。

毎月旧暦の14日にランタンフェスティバルがあり、燈篭流しが行われ夜はとても幻想的です。

旧暦14日は旧市街に無料で入ることができます。

 

名物はカオラウという日本の伊勢うどんがルーツといわれる麺料理です。

あとは揚げワンタン、ホワイトローズ(米粉から作った皮の上に海老のすり身と刻んで揚げた玉ネギを具として乗せている料理)です。どれも日本人のお口に合うと思います。」

 

 

ホイアンの日本橋

( http://tabizine.jp/2014/08/04/15376/

 

 

ホイアンのランタン祭り

( http://tabizine.jp/2014/08/04/15376/

 

 

名物カオラウ

http://nikusala.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/vol3-7841.html

 

 

 

 

ジャン「ダナン市はベトナム中部の最大の都市で、最近では日系企業の進出も目覚しく、

現在120社ほどの日本の企業が進出しています。海に面した街で、ビーチが美しいです。

観光スポットもたくさんあります。まずは町のシンボル、ソンハン橋です。夜は虹色にライトアップされてとても美しいです。

この橋はダナン市のロゴマークに使われるほど皆が親しんでいる橋です。

また五行山という山も有名です。この山は大理石でできています。

山の頂上にはお寺があり、寺の敷地内の石碑には寄付をした日本人の名前が刻まれています。

ダナン市は日本の地方都市との交流も盛んで、交流フェスティバル等を通して日本文化に親近感があります。

名物は海鮮料理とミークアン(米でできた幅広い麺の上に豚やエビ等をトッピングし濃いタレをかけて食べる汁なし麺)です。」

 

 

ダナン市のロゴマーク

 

 

 

ダナンの夜景

http://vietnam-navi.info/article/sky36-da-nang

 

 

 

名物ミークアン

http://www.vietnam-sketch.com/201108082016

 

 

 

「今回の研修では日本語の研修もされたと聞きましたが、

ここで、カさんとジャンさんの好きな日本語をそれぞれ教えてください。

単語でもことわざでも何でも良いですよ。食べ物の名前とかでも。。。笑」

 

 

 

カ「“七転び八起き”です。日々の生活は楽しいことばかりじゃなく、

時には辛いことや悲しいことがあって落ち込んだりしますが、そんな時この言葉を思い出すとまた元気が出て頑張れます。」

 

 

 

ジャン「えっと、、、“わからん”です 笑。もちろん長崎に来て覚えた言葉です。

言葉自体の音感も面白いし、この言葉にいろんな意味が含まれていると教えてもらいました(長崎弁で「わからない」という意味と、「和華蘭」の意味)。いろんなものがミックスされていて面白いです。」

 

 

 

「あっ、逆に山口さんに質問なんですけど、、、“アニオーさん”はなぜ“アニオー”と言われたのかわかりますか?」

 

 

山「エッ!!(←ふいをつかれました 笑)

えーーーっと、、、正しい説なのかどうかわかりませんが、

昔アニオーさんがベトナムから長崎に来て生活していた時に、「アニオー」とよく言っていたそうです。そのアニオーさんの口癖を、そのまま長崎の人が愛称として呼んだと聞いたことがあります。」

 

 

 

カ、ジャン「正解です!ベトナム語で奥さんが旦那さんを呼ぶとき(日本語で“あなた”の意味)、“アンニョイ”って言うんです。

それが長崎の人には“アニオー”って聞こえたらしいということです。」

 

 

(山口、まさかの正解でちょっぴり嬉しいかったです♪笑)

 

 

 

 

「では最後に、長崎県の皆さんへ一言お願いします!」

 

 

 

カ「長崎の皆さん、短い間でしたがお世話になりました。これまでの親切に感謝いたします。

ベトナムにいらっしゃる機会がありましたら、ぜひホイアンに遊びに来てください。案内します!」

 

 

 

ジャン「長崎でお世話になった方々に心より感謝します。皆さん、ダナンへ遊びに来てください!」

 

 

 

この日無事に充実した研修生活を終えたお2人、

今回長崎の文化、歴史、生活等を自身の五感でしっかり感じ取ったそうです。

これをきっかけに今後長崎とベトナムの懸け橋になっていただくことを願っています♪